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キーマンに聞く

連載7《成約率向上に繋がる!営業委託のポイント解説》ノウハウの共有によりチームの成長にも 学びの機会にもなる新規接客の業務委託【ビーハイライト 代表取締役 濱田 大輝氏】
当社は「人材不足をChanceに変える会社」として、ブライダル営業に特化した業務委託チームを立ち上げて2年。現在、神奈川・静岡・愛知・奈良・京都・大阪・福岡を中心に、式場の新規接客を代行しています。
前回は、業務委託の導入における3 つのパターンのうち、①「新規予約が溢れた時のみ依頼する場合」の成功事例をご紹介しました。今回は残る2つのパターン、②「業務委託を中心に自社スタッフも併用する場合」と、③「すべての新規接客を業務委託する場合」について、実際の現場での成果をご紹介します。
【② 自社スタッフと併用するハイブリッド型】
あるゲストハウスでは、接客スタッフの定着に課題を抱えており、「自社スタッフの質を保ちつつ、スタッフの負担を軽減したい」との目的から、新規接客の70%を業務委託に切り替えるハイブリッドスタイルを導入しました。結果として、月間の成約率は平均12%上昇。自社スタッフは打合せの処理や集客の業務にも時間が取れるようになり、顧客満足度、社内の雰囲気も改善されました。
支配人からは「外部の営業力に学ぶことは多く、社内にも良い刺激が生まれている」といった声も上がっています。自社だけでは得られなかった視点や手法が、自然と社内に共有され、“売れる接客の型”が育ったのは大きな成果でした。
【③ すべての新規接客を委託するフルアウトソース型】
地方のとある独立型ゲストハウスでは、成約率の低下が課題となっており、「見学には来てもらえるものの契約に至らない」という声が、多く寄せられていました。そこで、すべての新規接客を業務委託に切り替えることを決定。導入初月から、成約数が前月比1.4倍に向上と、大きな成果となりました。加えて、「スタッフ対応が良かった」という口コミサイトでの評価が増え、来館時から期待度が高い状態に。その要因の1つが、事前の綿密な準備と接客力の標準化です。属人化しやすい接客をチームでシェアすることで、「誰が対応しても成果が出る体制」を構築。カップルとのファーストコンタクトから結婚式当日までの流れがよりスムーズになりました。
導入形態はさまざまですが、いずれの場合も共通して言えるのは、「ただ人を増やす」のではなく、「成果につながる接客」を実現するための戦略的な業務委託活用であることです。次回からは、「売れる人だけが知っている明日から使いたい営業テクニック」について、実例ともにご紹介します。
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、7月11日号)

