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連載5《トッププランナーと語るブライダルシステムの未来》自己資金負担額を可視化して 打合せの単価アップも円滑に【ウエディングプランナー 仁藤 なお子氏&PIEM 代表取締役 宮城 光一氏】
PIEM(福岡市博多区)は、プランナー業務支援システム【ONE-W】の展開によって業務効率化をサポートしてきた。同社の宮城光一社長とグッドウエディングアワードでグランプリを獲得したトッププランナー仁藤なお子氏が現場視点で語り合う今回のテーマは、前回に続きシステム活用することによる準備の早期対応と持込み予防。後編を紹介する。
仁藤「課題となっている持込みについても、商品情報を提供するタイミングが遅く、そのために新郎新婦に委ねてしまっているのが原因かと。忙しいプランナーの手の行き届かない部分を、システムでカバーしてもらえれば様々なメリットを生み出します。」
宮城「例えば招待者数についても、結婚式が決まってから1 ヵ月以内に、呼びたい人への声掛けを行っておけば、招待状を送る人も明確になります。基幹システムに登録する前段階として、まずは声をかける人を整理するタイミングからシステムを使い候補者を選んでおき、さらに人数が増えれば自己資金負担額が減るという計算も可視化できます。これはシステムだからこそ、可能な仕組みです。」
仁藤「自己資金は式場が決まった後は誰でも気になるポイントで、人数の多い方が負担も減ることは事実として伝える価値はあります。例えば50人の場合の自己資金負担額を提示するなど、人数構成によってシミュレーションできるようにすると良いと思います。打合せ開始前からシミュレーションができると、その後の商品提案もスムーズになっていきます。」
宮城「招待者リストには複数のカスタマイズ項目を設けています。例えば、タクシーチケットは必要か、宿泊は必要かといったチェック項目があり、右側には金額を入力する欄もあります。ここにご祝儀額を入力すれば、シミュレーションもできます。」
仁藤「結婚式が決まってからすぐ担当を付けるのは理想だと分かっていても、実際には難しい。担当が決まると連絡も増えてしまうため、どうしても4 〜5 ヵ月前からの対応になります。特に花嫁側の準備意欲の高いことを考えると、早めにバックアップできる仕組みは必要だと感じます。その点、システムで準備を進められ、その状況を可視化できるのは良いですね。」 宮城「準備が個人の裁量だけで進むのではなく、式場が関与した枠組みの中で進んでいることも重要。そうでないと持込みは増え、自由すぎる状態になってしまいます。だからこそ、式場の提供するシステムの中で準備を進めていくことを重視しています。」
仁藤「多くの人は結婚式が決まる前も、決まった後もインスタを見ています。その情報に負けない存在になる必要はあります。インスタの情報に勝つ視点は大切かと。」
宮城「これはシステムの話とは少し離れますが、式場を決めてからすぐにアイテムフェアに参加すると、持込みは少なくなるようですね。」
仁藤「例えばプチギフトや親ギフトは持込みになりがちですが、フェアに参加して式場や業者から直接紹介されると、その場で選ばれることも多くなります。一度選んだものを、後から変えることはほとんどありません。つまり、きちんとケアされているかどうかは大きなポイント。新郎新婦は式場から紹介された商品に対して信頼を持っていますし、早いタイミングで良いと感じるものがあれば、そのまま決まるわけです。」
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、3月1日号)

