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連載3《トッププランナーと語るブライダルシステムの未来》プランナーの提案を補助するAI+業務システムの可能性【ウエディングプランナー 仁藤 なお子氏&PIEM 代表取締役 宮城 光一氏】
PIEM(福岡市博多区)は、プランナー業務支援システム【ONE-W】の展開によって業務効率化をサポートしてきた。同社の宮城光一社長とグッドウエディングアワードでグランプリを獲得したトッププランナー仁藤なお子氏が現場視点で語り合う第3 回のテーマは、システムにおけるAIの可能性について。
仁藤「ONE-Wはこれまで順次新機能を追加してきました。現場の希望に、随時対応している印象があります。」
宮城「システム開発は、リリース以降手を止めていません。例えば、それまで3 回押さなければいけなかったのを1 回で済むようにする。あるいは見栄えを意識するなど。新機能は操作性などを含めて、使いやすさ、効率性を常に追求しています。」
仁藤「今注目されている、AI対応については。」
宮城「そこは悩みどころで、まずは会場専用のAIと、世の中一般的に使われているオープンAIと完全に区分けしていくことが絶対条件。例えばONE-Wにはランキングという機能があって、これは式場毎に販売したいものを新郎新婦に訴求できるランキング形式で提供していきます。こうした機能については、ユーザーニーズを測る上でも、AIを使えば、より提案力も増す可能性があります。」
仁藤「実際にプランナーに提案力がそこまであるのかを考えると、特に最近は若手人材も増えていて、経験もないし、知識もそこまでない。つまり提案まで持っていくのに、苦労しているという話はよく聞きます。提案部分をAIがフォローしてくれれば、プランナーはヒアリングに集中し、ONE-W内で一定の提案が出来るようになるのは魅力的です。プランナーがヒアリングをして、2 人のやりたいことまで聞き出し、その内容をAIの力によって肉付けしていくイメージですかね。もちろんAIが直接ではなくても、プランナーの背後にAIがあって、提案方法などをアドバイスしてくれれば。」
宮城「AIについては、ビッグデータが肝になるわけですが、個人情報という観点で非常に難しい面もあります。ONE-Wは様々な情報が挙式データにぶら下がっていて個人情報の範疇となり、さらにセキュリティの観点から、最長でも挙式一年後にはデータを消しています。システム会社としては、個人情報保護を担保するこうした万全な対応で、信用を得ていくことが大切です。ただ、時代の変化と共に、今後どのように活用していくかは検討していかなければならないでしょう。」
仁藤「最近、演出でキャンドルサービスをしたいという人が復活しています。推し活のライブなどで光の演出を経験し、そういった雰囲気を表現したいと。ところが今のプランナーは、ここ数年間全くオーダーも無かったため、そのやり方も進行の組み方も分からない。」
宮城「現状、ONE-Wには、そうした演出のタイムスケジュールを決め、進行表に反映していくという機能があります。以前の演出が復活した時に、データを活用していくことは充分に考えられます。」
仁藤「結婚式は、時代が回っていると感じます。最近は大型のケーキの人気が復活していて、派手なイメージを好む新郎新婦もいます。他にもシャンパンタワーや鏡開き。こうした一時廃れていてプランナー自体経験のない演出の知識を、システムでカバーしてくれると嬉しいです。」
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、1月1日・11日号)
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