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キーマンに聞く

連載27《当日施行力を向上させる サービスのレベルUP》30分前に来てもらい都度事前研修を実施【at-heart 代表取締役 稲岡利彦氏】
前回はアルバイト採用について、選考段階から支配人が主体的に関わるとともに、オリエンテーションで事前にルールなどを明確化し応募者に説明をしていく重要性を紹介しました。今回は採用後の対応についてです。
採用後は、初日の段階から明確に仕事の内容を決めておきます。同時に、5 回程度のスケジュールも作り、その説明もします。新人を任される現場は、教えながら披露宴を回さなければならず非常に大変。そこで初出勤から5 回程度は、勤務時間30分前に来てもらい、その日の仕事の目標や任せる仕事を研修の形で指導しておきます。
さらに1 回目、2 回目と入った回数ごとにカリキュラム化しておき、例えば1 回目はこれをしてみよう、2 回目はこうだと。明確な業務内容を現場のトレーナーにも伝え、本人にも共有させます。その際には、お互いの情報を交換できるノートを作成し、仕事の進捗状況について本人、そしてトレーナーが記入。どこまで仕事が出来ているかを見える化し、支配人もチェックをしておきます。そのノートに基づき、サービス全般の仕事に対応できるようになったら、支配人からも評価の言葉をかけていきます。
カリキュラムの簡単な事例として、まずは立ち振る舞い。会釈の仕方、礼の仕方、歩き方、拍手の仕方など。これを事前の30分でしっかり教え、出来ていれば中に入ってもらう。ただその際にも、今日は下げ物だけなど、やることも明確にします。
その次はトレンチを持つ。そうすれば、何かを配れるということができます。ただ、ミスの起こりやすい、グラスは止めておきます。その後はフルートグラスにシャンパンを注ぐなど、何かをサーブしてみる。料理のお皿の3 枚持ち。そしてお皿を下げる際に、シルバーを手で持ちながら落とさないようにする。ここまで出来てくると、基本的なサービスは安心できます。
もう一つ、プログラムが終わるまでは研修バッジをつけさせている会場も多いでしょうから、すれ違ったときに意識的に声をかけていきます。これは支配人や現場スタッフだけでなく、会場全体に徹底。新人アルバイトに対する会場の温度感を高め、しっかりとコミュニケーションを取る体制にするのは、支配人として大切な仕事です。
仮に外部に委託している場合であっても同様。サービス部門を外部に委託しているとお任せになり、よその子という感覚になってるところも実際に多いです。逆に支配人が前を通っていても、スタッフが認識していないということも出てくる。やはり会場全体として、外部であってもしっかりと声を掛け合っていく習慣化は求められます。
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、1月1日・11日号)
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