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連載25《当日施行力を向上させる サービスのレベルUP》サービスのアルバイトはバランス良く採用【at-heart 代表取締役 稲岡利彦氏】

連載25《当日施行力を向上させる サービスのレベルUP》サービスのアルバイトはバランス良く採用【at-heart 代表取締役 稲岡利彦氏】

結婚式場のサービスはアルバイトが要になりますから、特に採用においてはバランスを考えることが大切です。ゲストは20代後半の新郎新婦と同年代の人たちから、70、80代の親族もいます。幅広い年齢層をケアしていくために、スタッフもバランス良く配置しなければなりません。

特に同じようなカテゴリー、例えば学生ばかりを揃えていると、学校イベントや卒業旅行など入れない日程も重なります。さらに同学年で集めている場合には、一気に卒業してしまい、そこで人もいなくなってしまう。だからこそ学生だけでなく、主婦層も採用しながら、さらに貴重な戦力となる40代後半~50代のフリー人材を狙うなど、戦略的に配置していきます。

主婦層をサービスで起用する場合に注意すべきは、年収103万円の壁。ここをコントロールしていないと、11月の繁忙期に誰も入れないという事態が発生します。1 月から計算しながら、主となる人材は大事な11月に活躍してもらわなければなりません。

数年で卒業してしまう学生と異なり、主婦層であれば長く働いてくれるため、熟練度が上がるという利点もあります。また、長く働いてくれるという考えに基づけば、高校生のアルバイトも本当に無理なのかを検討すべきでしょう。育成トレーニングさえきちんとしていれば十分に戦力になりますし、それこそ高校から大学まで長期間在籍してくれる可能性も出てきます。地方の場合は大学で都市部に出てしまうというケースはありますが、逆に都市部の施設であれば採用を考えていくことをおススメします。

アルバイトスタッフは、結局のところ長く働いてくれるかがカギになります。特に最近はやりがい重視の人も増えているため、そこをいかに満足させられるかどうか。特に初めての勤務時は大切で、何も出来ない状態だから「今日は見ているだけでいいから端っこで立っていて」というような指示をしてしまうと、貢献できないと思って辞めてしまいます。新人でも出来る役割をキチンと与えるコントロールは重要です。

教え方についても工夫が大切です。仕事に慣れてくるであろう10回程度の勤務までは、古臭く思うでしょうが、例えば交換ノートのようなものを持たせます。そこにステップ1 、ステップ2 と段階に応じて【出来るようになること】を記しておき、今日はどこまで出来ていたかを書いてもらう。サービスの責任者は、その子の仕事の習得の進捗状況を確認しながら、次回への宿題も与えます。そこに「今日は良かった」、「頑張ったね」とメッセージを入れておけば、スタッフにとっても目標が明確になると共に、モチベーションに繋がります。

(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、11月11日号)