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連載23〔Web集客入門〕自社集客で費用対効果を1.5倍に【ミッテ 専務取締役 ブライダル事業部部長 大前友美氏】

連載23〔Web集客入門〕自社集客で費用対効果を1.5倍に【ミッテ 専務取締役 ブライダル事業部部長 大前友美氏】

最近は多くの会場でHP集客を強化しようという意識が高まっていますが、まず知っておくべきは広告予算とのバランスです。ゼクシィ・ゼクシィネット、口コミサイト、ハナユメなどの各種媒体、さらにHP集客もありますが、そもそも媒体別の集客比率はどうなっているのか。サポートをしている会場で調査をすると、ゼクシィ経由の来館は30%、多くても40%程度です。右下の表では、一般的な来館数配分を記しています。では予算とのバランスは。

HP集客がまだ10%程度という会場の場合、年間広告予算の70%をゼクシィに費やしてしまっているケースが見受けられます。バランスとは、媒体別の集客比率と広告予算比率の関係性で、実はこうした数字をしっかりと分析していないという会場が多いように感じます。毎月ゼクシィから何件来たのか、広告予算をやりくりするといったことには関心があっても、実際に予算の70%をかけても、来館実績は30~40%しかない事実に気づいていないという状況がほとんどです。理想は30%の来館であれば予算配分は30%にすべき、せめて50%程度です。

この表は、私たちがサポートに入った際に、一番初めに作成し、その数値を確認してもらうようにしています。最近ではHP集客を増やしたいという希望を受けますが、それはあくまでも一つの手段。それよりも考えるべきは、集客比率と広告予算の配分をどうすべきかであり、いびつなバランスを改善するために来館単価の安いHPを増やし、来館効率を高めていきます。

予算比率が高いにもかかわらず、来館比率が低い場合には、当然その媒体の来館単価は高まっていきます。割り出してみると、ゼクシィは1 件呼ぶのに30万円以上かかっている。一方でそれ以外のハナユメなどのエージェント、口コミサイトは、来館単価は高くても10万円前後。実際には二桁になることは少ないわけです。さらに低いのがHPで、WEB広告などを駆使しても1 件当たり3 ̃ 5 万円。HPを改修した場合にイニシャルは一時的に高まりますが、ランニングの来館単価が二桁になることはほぼありません。来館単価を踏まえると、HPからの来館を増やすことが目的ではなく、あくまでも費用対効果を高めることにあり、まずはゴール設定の置き方として間違ってはいけない部分です。

(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、5月1日号)