LISTEN to KEYMAN

キーマンに聞く

《Yumi KatsuraのTalk Session》ブライダルを学ぶ東京校の開校【桂由美氏×若杉亮氏】

《Yumi KatsuraのTalk Session》ブライダルを学ぶ東京校の開校【桂由美氏×若杉亮氏】

 滋慶学園COMグループの展開するブライダル関連の専門学校で、名誉校長を務めている桂由美氏。産学連携の学校の目的に賛同し、多くの学生たちにブライダルの仕事の魅力を伝えている。同グループは昨年4月、東京にブライダルコースを設けた東京ホテル・ウェディング&IR専門学校を開校したが、その特徴は3年制・4年制のカリキュラム。副校長・教務部長の若杉亮氏を招き、2年制よりも時間があるからこそ可能となる教育を語り合った。

3年制ならではの対応

――昨年4 月に、東京ホテル・ウェディング&IR専門学校を開校しました。

若杉「ホテル、ウエディング、IRを専門的に学ぶ学校です。ブライダルのコースは、福岡校で9 年前にスタート。ホスピタリティをベースにした学校作りを目指す上で、代表的なブライダルに関しても対応していこうと開始しました。滋慶学園グループは、業界と密接に連携していく産学連携教育を推進しており、これからの業界の発展を支える人材を輩出していく上でも、ブライダルで代表的な桂先生に様々なサポートをお願いしています。桂先生には現在、名誉校長にもなってもらい、福岡・大阪で展開してきた教育を、フラッグシップとなる東京校でも展開していきます。」

――専門学校では珍しい、3年制、4 年制が特徴的ですね。

若杉「一般的な2 年制の場合、就職活動のタイミングが早くなってきているため、就職がゴールになりかねません。当校としては業界の即戦力人材を養成していくという目的があり、長い期間を設けて質の高い教育を推進していくという考えから、グループ全体でも3 年制、4 年制に切り替えています。」

桂「私が結婚式の仕事を始めたころには、ブライダルを学ぶための参考書がないことに困りました。そこで、日本初のブライダルの専門書である【ブライダルブック】を執筆。この参考書を使用して、ブライダルコンサルタントの養成を始めようと、1969年に全日本ブライダル協会を立ち上げました。全日本ブライダル協会では人を教える講師を育てるセミナーも開催し、ブライダルコースを企画する専門学校に教える人材を紹介していきました。またブライダルビューティープランナー、ブライダルファッションプランナー、ブライダルフラワープランナー、アシスタントウエディングプランナーと4 つの認定資格を設けており、学生にも資格取得の機会を提供しています。」

若杉「学校としては、今の流行などは大切ではあるものの、その根底にある文化を学ぶことを何より大事にしていこうと。その点、桂先生の出しているテキストは文化を学べる教材です。いわば桂先生が根を張って行ってきたことであり、現在の発展している葉の部分だけでなく、ブライダルのプロとして両輪をしっかり回していかないといけないという想いです。」

――産学連携の仕組みとして、4 月21日にオープンした【YUMI KATSURA MUSEUM】でのインターンシップ対応も検討しているようですが。

桂「福井県若狭町にあるミュージアムは、ドレス制作のアルファブランカの工場に隣接しています。ウエディングドレス制作の全てを学べるところで、宿泊施設も完備しています。例えば学校でインターンシップの希望者を集め、3 ヵ月間程度現地で実際に仕事をしながら学べるインターンシップの機会を提供していきたいと考えています。」

若杉「当校ではドレスコーディネーターコースもありますが、学んでいくうちにデザインも勉強したいという生徒が出てきます。こうした学生に、実地で学べる機会を提供することは貴重な体験。その点でも、2 年制であるとなかなか長期間の研修は難しい面があります。3 年間で学びを深めていく一環として、若狭でのインターンシップにも期待しています。」

(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、5月1日号)