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連載2〔オンラインウエディングの可能性〕親族の20%はオンライン参列を希望。遠方などによる不参加の課題を解決【エイトノット CSO 磯川涼子氏】

連載2〔オンラインウエディングの可能性〕親族の20%はオンライン参列を希望。遠方などによる不参加の課題を解決【エイトノット CSO 磯川涼子氏】

皆さんこんにちは。先月の連載第1回目は、当社が展開する挙式のライブ配信サービスの概要をはじめ、結婚式のオンライン配信を導入するにあたってのカップルや参列者の意向などを、アンケート結果をもとに紐解いていきました。連載2 回目の今号では、実際にどんな人たちがオンライン参列を希望する傾向にあるのか、データをベースに検証していきたいと思います。当社で実施した『オンラインウエディング意識調査第2 回~参列編~』のアンケートは、16~79歳の過去1 回でも参列経験のある男女を対象としました(n=558)。「結婚式のオンライン参列を知っていますか?」の問いに、「知っていて、説明できる」と回答したのは14.7%。「説明できないが、なんとなく知っている」は33.9%と、約半数の人がオンラインウエディングを認知している結果となりました。

さらに追加で、日程は都合のいい日、かつ居住エリアから1 時間以内で行ける式場での結婚式に呼ばれた場合、①現地の参列、②オンライン参列、③参列しないをそれぞれ選べるとしたらどうするかを、新郎新婦との関係性別にヒアリング。結果はとても興味深いものとなりました(左下のグラフ)。

まず家族は72.0%が「現地で参列」を選択。注目は親戚の項目。約半数は「現地」と回答していますが、オンライン参列は一気に増えて、20.3%が希望する結果になりました。

親戚の場合、疎遠になりつつあることや、遠方の可能性も高いことから、このような結果になったことが伺えます。

親友においては家族と似た傾向で、オンライン参列希望者は約10%のみ。一方で、定期的に会う友人は47.3%が現地での参列を希望していますが、18.5%は「オンラインで参加したい」と回答する結果になりました。オンライン参列を希望する理由は、新郎新婦との関係性を中心に皆さんそれぞれかと思いますが、遠方なので行けない、妊娠中や出産直後なので外出が難しいなど、「行きたくても行けない」というケースが多いのも事実。当社のオンライン参列システム『SanLet’s』の利用者からの声として、「おばあちゃんにドレス姿を見せられて嬉しかった」、「当日出席できなかった姉から、このサービスがあったから現地で参加できたような気がした」など、高い満足感を持ってもらえています。

また、なし婚層を対象に実施した別のアンケートの中で(n=81)、結婚報告はどのようにするかをヒアリングしたところ、「直接会って報告する」が51.9%と約半数。結婚報告ハガキも根強く、16.0%となりました。一方で、「報告をしない」と回答したのはわずか12.3%と少数派。このアンケートの対象者がなし婚カップルということを考えると、結婚式はしなくても何かしら報告はしたいと考えるケースが圧倒的に多く、かつ結婚式を挙げたカップルであれば、さらにその意向は高まってくると予想もできます。

そうした点からも、オンライン挙式参列は、結婚報告の“ツール”としても利用できると考えています。呼びたいけれど呼べない、現地に呼ぶには迷うという遠方の親族や会社の上司、友達などに向けて、結婚を報告できるいいキッカケとなるのではないでしょうか。昨今は友人同士でも住所を知らないケースも多いことから、結婚報告ハガキを送りたくても送れないということも。オンラインであればリンクから気軽に参列できるので、結婚報告というオンライン結婚式の新しい使い方、可能性を感じられます。

 (詳細はブライダル産業新聞紙面にて、12月21日号)