LISTEN to KEYMAN

キーマンに聞く

連載16(後編)《T&G岩瀬賢治社長のブライダル経営者サロン》韓国フォト人気の先駆け(ゲスト:長寿荘(スタジオLUXE)CEO 海野泰司氏)

連載16(後編)《T&G岩瀬賢治社長のブライダル経営者サロン》韓国フォト人気の先駆け(ゲスト:長寿荘(スタジオLUXE)CEO 海野泰司氏)

 T&G岩瀬賢治社長のブライダル経営者サロンは、長寿荘・スタジオLUXEのCEO海野泰司氏を招いての後編。コロナ禍で多くのフォトスタジオがオープンし価格競争も激しくなっている中、単価25万円を超えながら毎年700組以上を撮影しているLUXE。さらに全国の会場に向け、韓国フォトスタジオのノウハウを提供するFC事業も展開している。今号では、LUXEの強みとは何か。本場のデザイナー、カメラマン、レタッチャーの技術を結集したこだわりと、今後のブライダルフォトの可能性を語り合った。
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、12月21日号)

他のスタジオとの違い

岩瀬「コロナ禍で、フォトスタジオが数多くオープンしました。全国のFC会場にとってLUXEのノウハウを入れることで価値が上がるという意味で考えると、他社との最大の違いはどこにあるのでしょうか。」

海野「日本の場合、基本的に施設が川上でBtoCの関係を作り、そこから各アイテム・サービスが決まっていきます。一方韓国では、コンサルティングと呼ばれているいわゆる結婚式紹介場が、式場、ドレス、メイク、カメラマンなどをそれぞれ手配しています。そこにやってきたカップルは、数あるスタジオのアルバムだけを見ながら選ぶわけです。スタジオとしては、そこで選ばれるためにも、サンプルアルバムに多額の費用と時間をかけてこだわるのは当然。当社でもサンプル撮影、サンプルアルバム制作を韓国のカメラマン、デザイナーに依頼しており、そのクオリティは日本の他のフォトスタジオと比べて最大の違いとなっています。撮影は3 日間かけますが、準備なども含めればトータルで1 週間。費用も600万円で、FCの人たちに言うと驚かれます(笑)。」

岩瀬「当社の結婚式撮影では、当日の写真と動画のクオリティをどれだけ上げられるかに注力しています。カメラマンに結婚式の背景、新郎新婦のこと、何が大切でこのシーンがあるかといった理解を深め、それを写真、動画に収めてもらうことに時間をかけています。また新郎新婦自身が結婚式でどんなショットを望んでいるのか、興味のあるインスタやピンタレストの写真を共有してもらい、あらかじめ好きなテイスト、形に残しておきたいショットを知ったうえで撮影に入ります。」

海野「韓国フォトにおいてはレタッチも大切で、日本のスタジオは本場の人材確保に苦労しています。私も今年の10月に韓国へ訪問し、何人かのレタッチャーと面接をしたうえで、この人という風に決めました。」

岩瀬「レタッチの質については、技術的な差というのがやはり大きいのですか。 」

海野「大きいですね。経験があるかどうかも関係しますし、カメラマンとの相性も重要。カメラマンの要望をうまく反映できるレタッチャーであるかどうかは、やはり実際に仕事を3 、4 回してみないと分からない面もありますから。」

(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、12月21日号)