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連載3《ヘアメイク業界を席巻!!Serenoの仕組みに迫る》入社3年29歳でフォト子会社の社長に就任【Sereno la vita 代表取締役 田中 政裕氏】

連載3《ヘアメイク業界を席巻!!Serenoの仕組みに迫る》入社3年29歳でフォト子会社の社長に就任【Sereno la vita 代表取締役 田中 政裕氏】

夢を叶えるプロジェクト①
ブライダルヘアメイクのSereno(東京都港区)は、今年の1 月、フォトスタジオ事業を展開する株式会社Sereno la vitaを設立した。同社の社長に就任したのが、田中政裕氏である。田中氏は3 年前、26歳の時にカメラマンとして入社し、白金台、表参道の2 スタジオの集客を担い実績を重ねてきた。29歳での社長抜擢の道筋になったのが、【夢を叶えるプロジェクト】。スタッフの夢や未来の希望を面談でヒアリングし、それを叶えていくという仕組みだ。第一号となったのが田中氏であり、ロールモデルとしての存在になっているが、社長抜擢までの流れを2 回にわたって紹介していく。

田中「私はカメラマンとしてそれまでキッズフォトスタジオに勤めていましたが、婚礼撮影の技術も身につけたいと、3 年前にSerenoに入社しました。入社後は、白金台のフォトスタジオSereno邸でスタジオ撮影やロケーション撮影の技術を学びながら、表参道のSer eno la vitaの立ち上げに携わりました。そこで集客の難しさを実感すると同時に、軌道に乗ったときの達成感や店舗運営をしていく面白さを経験しました。その経験を通していつかは社長になり、フォトスタジオだけでなく顧客のライフスタイルを彩る事業を展開していくことが夢となりました。」

田中「特に任されていた集客については、立ち上げたばかりで知名度もない中、どうやって進めていくべきか試行錯誤でした。結果として、インスタで広告を回す取り組みにより、順調に推移しました。それ以外にもリスティング広告、メルマガなど様々な手を打ちましたが、インスタ広告は集客の上で最も効果的でした。」

【一口メモ】2 店舗目を立ち上げ以降、月70~80件の集客に成功。フォトスタジオは表参道の結婚式場の2 階に所在しているが、実際に式場からの送客はマタニティフォト程度。撮影の大半が外部顧客であった。

田中「通常のフォトスタジオと異なり、結婚式場の中で撮れるという価値がまず一つあります。写真的にいうと背景もしっかりしていて、本物のシャンデリアがある、施設内の階段でも撮影できるといったことは、他のスタジオとの差別化に繋がりました。2 店舗の集客の実績によって、入社1 年後にはフォト事業の責任者でもある部長に就任。27歳での抜擢でした。」

【一口メモ】Sereno本体の事業は基本的にBtoB。その点では売上高での評価は難しいが、フォトに関してはBtoCであり売上・利益の結果を出したことで、管理職に就任した。

(次回につづく)

(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、5月21日号)