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連載2《プランナーの信頼UP困ったときのQ&A》プロとして始めの段階で親の事情も確認する【フリーウエディングプランナー 仁藤なお子氏】

連載2《プランナーの信頼UP困ったときのQ&A》プロとして始めの段階で親の事情も確認する【フリーウエディングプランナー 仁藤なお子氏】

Q 親が離婚している場合のポイント①
新郎新婦どちらかの両親が離婚しているケースは、この先さらに増えてきます。まず大切なことは、それをどの段階で確認するか。
新規のタイミングでは、アンケートが情報収集のツールであるものの、親のことを書く欄が無かったりします。死別と同様に、両親がいるのは当たり前だと思い込んで「お父さんとバージンロードを歩くことを想像してみてください」などと言ってしまえば、不信感を与えかねません。
親の事情を把握するためには、やはり始めの段階で家族構成を聞いて、仮に片親であれば死別か離婚か確認する。私のサポートしている式場では、通常のアンケートとは別シートを用意し、そこに家族構成を書いてもらっています。そもそも結婚式を提案する以上、 2 人のことをより知っていくのはプロとしての責任であり、聞きにくいからとスルーしてはいけません。
仮に新規で確認できていない場合でも、申込書や打合せの成約後アンケートに親の名前と住所を記しますから、そこも確認のタイミングになります。もっとも、単に親がいないで済ませてしまうか、それとも事情を確認するかは大きく異なります。
例えば死別の場合であれば、亡くなっている父方の親族の出席は普通にあります。ただ離婚で別れている場合は、父方の親族が来ることはほとんどありません。祖父母も母方だけしか来ず、それなのに父方か母方かといった話しをしてしまうリスクも出てきます。事情を確認するというのは、こうした気配りに繋がっているわけです。
プランナーとしては、新郎新婦に言いにくい事情を伝えてもらうことによって、より2 人に合った結婚式を作っていくという覚悟が絶対に必要です。パーソナルなことも聞くのは、あくまでもプロとして的確な情報を欲しいからというスタンスをキチンと示していきます。
離婚していることを確認すれば、次の段階として別れている父親が結婚式に出席するかどうかは大切なポイント。これも離婚を確認していなければ、聞けないことです。回答は離婚の事情によって様々で、全く連絡を取っていないから結婚を報告しないということもあれば、出席はしないけれど報告はする、出席してもらいたいけれども母のことを考えると難しいなど。ここで初めて、プロとしての提案が発揮されます。
本当は見て欲しいといった2 人に対しては、プラスアルファで前撮りを行い、そこでお父さんとバージンロードを歩く機会を設ける。また、他の人に見つからないように裏口から入ってもらい、ブライズルームで対面するなど、希望を叶える提案をします。
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、2月21日号)