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キーマンに聞く

連載 第7回《全員が役割を担う 新規接客の演出》パートナーにとってもPRの上で絶好の機会【at-heart 代表取締役 稲岡利彦氏】
今回は、新規接客におけるパートナーの役割です。以前からお伝えしているように、パートナー企業にも、新規接客に対してもう一歩積極的に踏み込んでもらうべきです。新郎新婦に、アイテムフェアの前段階でプレゼンのできる機会にもなりますから。
新規接客は、施行のある日と重なっています。つまり、わざわざそのために人を手配する必要もなく、施行担当で来ているスタッフに対してそれこそ5 分だけでも時間を使ってもらえるかどうかです。例えばカメラマンであれば施設の一番売りの場所で写真を撮影し、それをプリントして2 人にプレゼントするだけでも大きな効果が上がります。
会場コーディネートもパートナーの力を発揮できる場所となり、特にペーパーアイテム、フラワーを有効的に見せることができます。新郎新婦の好みに合った装飾を、1 テーブルだけでも施してもらう。現場で準備をしているフラワーのスタッフから、その日のこだわりやポイントなどを語ってもらうことで、特別感を与えられます。段取り的に難しい場合には、例えば小さなブーケを用意しておき、成約したらそれをプレゼントするだけでも、新規接客では大きな力になります。
新規接客の力となり、かつパートナーのPRになる機会はどこにでもあります。その点、式場側としては、パートナーにキチンとリクエストを出していくことが必要。一緒に新規を獲得しようという雰囲気を、会場全体としていかに高めていくかは大切です。
サービスについても、外部に依頼している会場は多いかと思います。新規接客で協力的に対応してもらうことにより、新郎新婦からあのサービスマンを当日にも指名できますかといった話も出てきます。
もう一つ、演出のパートナーも、もっと新規に関わるべきだと考えます。最近は演出アイテムの販売も落ち込んでいますが、そもそも何もしなければ売れないのは当然。単にカタログだけを見せても、その会場で実施する意義は伝わらず、臨場感もありません。新規の段階でプレゼンをしない限り、その後に直接見せる機会もほぼないわけで、これでは販売を増やしていくことは難しいでしょう。
その点ではこれまでのようにアイテムを送って終わりというのではなく、手間はかかってもお互いに協力をして新規でデモンストレーションを見てもらう。そこで見せないと、後から追加をしていくことは厳しいからこそ、PRのしどころとして検討していくことが必要となります。
演出も含めて、新規の時のPRは一番新郎新婦の心に響きます。初めて結婚式場に足を踏み入れたという人も多く、それだけ印象に残りますから。だからこそ、パートナーにとってもこの絶好のタイミングを活用すべきなのです
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、9月11日号)

