LISTEN to KEYMAN

キーマンに聞く

第4回 荒井さやかのそうだったのか!女性リーダー 《自分と合わない人とどう関わるのか リーダーになってしなやかさを学ぶ》【COCOSTYLE 代表取締役 荒井さやか氏】

第4回 荒井さやかのそうだったのか!女性リーダー 《自分と合わない人とどう関わるのか リーダーになってしなやかさを学ぶ》【COCOSTYLE 代表取締役 荒井さやか氏】

皆さんは、「この人の考え、自分には合わないな…」と思ったことはありますか?仕事をしていくうえで、社内はもちろんパートナー企業、さらには新郎新婦など、たくさんの人と関わる機会があると思います。今号は、リーダーになること、そして苦手な人との付き合い方を改めて考えてみたいと思います。

数字の管理はもちろんチームのマネジメントも、リーダーにとって大切な仕事の1つ。実際に、女性リーダーになったもののメンバーのマネジメントについて悩み、「もう懲りてしまった…」という相談は、当社にも寄せられています。

実際にあった例を1つ紹介します。相談してきたある女性リーダーは、メンバーの意見をどうしても受け入れられず、「生理的に無理と感じるまでになっている。その人とはもうあまり関わりたくない」と、〝心のシャッター〞を閉ざしている状況でした。

性格や波長、そして考えなど、自分と合う・合わない人は、どこにいってもいるのは当然。ただ、自ら〝心のシャッター〞を下ろしてしまうのは、非常にもったいないことと感じます。特定の人を避ける様子を見た周りからは、「○○さんは、自分と合わない人と関わらないタイプなんだろうな…」と認識されてしまいます。それは決して自分の得にはならず、セルフブランディングの面でも実に惜しいわけです。また、意見が合わないということは、言い換えれば、『自分が大切にしたいコアの部分は何か』を、改めて気付けるいい機会とも捉えられます。

良きリーダーというのは〝好き嫌い〞に関わらず、メンバーやパートナー企業など、誰とでも公平に接せられる人。誰しもに大事にしたい考え、譲れない想いはあって、理解できない・理解してもらえない状況に悩むこともあるでしょう。分かり合えないことを分かり合えるよう努力し、いい関わりができるかどうか。それはチームを管理するリーダーに求められることであり、そうした成長の機会は、リーダーになるからこそ得られるものとも言えます。反対に、そこに挑戦しなければ、自ら成長機会を逃すことにもなるわけです。

一般的な話として、リーダーになるのは入社以降一定経験値を重ねたタイミング。自身の守りたいもの、大切にしたい考えなどが色々と出てくる時期でもありますから、『我が強い』状態を続けるのではなく、チームが円滑に回るよう、リーダーとして〝タイヤ〞のように丸くなること、言い換えれば〝しなやかさ〞が求められるようになります。ですので、打診されるキャリアアップにはぜひ挑戦し、リーダーになってほしい。しなやかさ、生き抜く力を習得できる貴重な機会となり、それは自分にとっても一生のスキルとなるはずです。

(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、6月1日&11日合併号)