LISTEN to KEYMAN
キーマンに聞く

第10回≪ヒト売り接客を劇的向上!! 【ブライダル・コミュニケーション塾】≫緩急・抑揚・間合い等で伝え方を整える【トルチュリール 代表取締役 玉井美輪氏】
「心に届け記憶に残す」信頼と成果を生むメソッドが注目され、研修のみならずコンサルサポートも請け負う。研修年間平均100件/司会担当累計数2000組。
学生時代、全校集会で校長先生の話を聞いていて、ダラダラと長いだけで眠くなってしまう先生と、すごく面白いと感じる先生、どちらの経験もあるかと思います。仮に同じ内容の文章を読んでているとしても、ベースとなる【声】の次に、緩急・抑揚・間合い等で、伝わり方も変わります。
ブライダルの司会でも、抑揚をつけるべきではないという時代もあったと聞きますが、最近の傾向としては、それでは多くの人に言葉を伝えきるのは難しいと考えられます。司会は一対一ではなく、一対多数であるからこそ、いかに多くの人の心に届けていけるかは重要なポイント。抑揚とは別になりますが、音域を少ししか使っていないか、それともより幅広く使うかでも印象は大きく変化しますし、状況に応じて早く話したり、ゆっくり話したりする緩急も大切です。
もちろん司会は間合いも必要で、矢継ぎ早に言葉を発するのではなく、時には語りかけるように間合いも使っていきます。特に新人司会者の場合、【間】を怖がって、延々と言葉を繋いでしまう光景も時に見受けられます。【間】は、聞き手が「解釈する時間」や「惹きつけるきっかけ」にもなるので、有効に活用した方が印象に残ります。
新規接客の現場でも、声にプラスして緩急・抑揚・間合いを付けられれば、相乗効果となって伝えられる力も増します。注意しなければならないのは、スクリプト通りを意識する余り、抑揚等のない話し方になってしまうこと。お坊さんのお経を聞いていて、眠くなってしまったということもあるかと思いますが、実際に目の前の新郎新婦がその状態になってしまっている可能性もあるわけです。どこを残したいか、何を伝えたいかという面から文章の中身を分析。その上で自分なりに表現をする、伝えるということを意識すれば、大きく変わっていきます。
また全ての言葉には言葉の持つアクセントもあり、その言葉をどういうふうに表現すれば、最も訴求力が上がるかという法則もあります。これを学んでおけば、同じスクリプトでも伝わり方は変化し、成約率も変わってきます。
言葉、声、そして抑揚等は、新郎新婦に本能レベルで、【この人にプランナーをしてもらいたい】と思ってもらえるところまで達する力があります。だからこそスクリプトの中身の吟味や、テクニックとして上手く話すという側面ではなく、自らの伝え方をキチンと整えていくべきです。整えるというのは自分自身に向き合うことでもあり、何を伝えるべきかという根底を理解する考え方に繋がります。つまり人間力も培っていけるため、学ぶほどに成果の出せる人材になっていきます。
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、1月1日・11日号)
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