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白金台にフォトスタジオオープン【Sereno 専務取締役 中村和也氏】

白金台にフォトスタジオオープン【Sereno 専務取締役 中村和也氏】

 ブライダルヘアメイクのSereno(セレーノ/東京都港区)は7月10日、東京・白金台にフォトスタジオ1号店目の【Sereno邸】をオープンした。和の雰囲気を前面に出した古民家スタイルの同スタジオ。オープンにあわせてカメラマンを新たに2名自社採用するなど、美容に続く第2の柱として写真事業にも注力していく。同社のこれまでの歩みをはじめ、スタジオオープンを決めた経緯、今後の展開など、専務取締役・中村和也氏に話を聞いた。

“想定外”の撮影事業

―― 7 月10日、フォトスタジオ第1 号店の『Sereno邸』をオープンしました。もともと、ブライダルヘアメイクをメインに展開してきましたが、写真事業への進出に至った経緯は。

中村「2017年5 月に、ブライダルのヘアメイクとして会社をスタート。最初はウエディングのイメージのあまりない(笑)、東京・門前仲町の小さなサロンから開始しました。2020年4 月時点で提携数も順調に増え、全国展開する大手ゲストハウス企業との仕事も始まるといった矢先に、新型コロナの感染が拡大。結婚式が開催されない以上、ヘアメイクの仕事ももちろん回ってこないわけですから、売上は一気に激減しました。提携式場が増えていたため、今後を見越して新卒でスタッフも採用しており、どうにかして会社と雇用を守る必要がありました。指をくわえて感染の落ち着くのをただ待っているわけにもいかず、当初の事業計画にはなかったロケーションフォトの撮影事業を2020年6 月から開始。限られた予算内で、打掛と白無垢計4 着、ドレス20着を購入して事業展開していきました。」

――開始直後、好調に推移していったそうですが。

中村「写真の口コミサイトの出稿を中心に、初月で50件、翌月は80件、翌々月も80件と、多くの依頼が入りました。開始から1 年半で累計1100組の前撮りを受注・撮影するまでになり、写真事業は好調に推移していきました。一方で、2020年の秋には当初の40%くらいまで本業のヘアメイクが回復し、さらに1 年後の2021年の秋婚は80~90%にまで上昇。そこで生まれた課題が、本業のヘアメイクとロケーション撮影の両立でした。もちろん主軸のヘアメイクを優先させるわけですが、そうすると波に乗ってきた前撮りのロケフォトを受けられる本数は限られる。加えて撮影日が雨だった場合、延期を希望するカップルも多く、外注カメラマンを含めたスケジュールの対応など、ロケフォトならではの難しさを感じるようになってきたわけです。ニーズの高いフォト事業を維持しつつ、その課題を少しでも解決したいと考え、屋内での撮影に対応できるフォトスタジオを自社で運営できないかと検討し、物件を探していきました。」

――『Sereno邸』は東京メトロ白金台駅から、徒歩5 分ほどの場所に位置しています。

 (詳細はブライダル産業新聞紙面にて、8月1、11日号)