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キーマンに聞く

施行におけるおすすめシーンを投稿しバズる【グランディエール ブケトーカイ 婚礼営業部部長 芥川和正氏】
新規来館、成約の後押しなどにおいて、欠かせなくなったインスタ。オーガニック投稿のほか広告も含め、各施設運用に注力している。一方で、ブライダル業界においてTikTokの活用はまだまだブルーオーシャンとも言える。その中で800万回再生以上と“大バズり”を見せているのが、グランディエール ブケトーカイ(静岡県静岡市)だ。婚礼営業部部長・芥川和正氏は、TikTokとインスタの違いとして、以下を指摘する。
「インスタは『好き』と『欲しい』で繋がっていくツール。例えば『カフェ』など、知りたい情報をハッシュタグ検索することで、欲しいものを見つけられる、行きたい所をピックアップできるなど。一方で、TikTokの特徴の1 つが『おすすめ』機能です。自分にとって興味の薄い分野でも動画が『おすすめ』に表示されるので、拡散力で言えばインスタよりも大きいわけです。インスタの場合フォロワー数を増やすことに注力するケースもありますが、TikTokは直接のフォロワーが仮に少なかったとしても、動画が面白ければおすすめに表示されて、多くのユーザーに見てもらえる確率が高まります。こうした背景から、当施設もTikTokに望みを託し、本格的な運用をスタートしました。もちろんインスタの良さもありますから、そこはしっかりと棲み分けを明確にし、使い分けしていくことがポイントとなっています。」
TikTokのイメージといえば、音楽に合わせてダンスをする動画。複数の動画で数百万回再生を記録している同施設においても、どんな動画がバズるのか過去には様々なチャレンジがあり、トライ&エラーを繰り返してきたという。
「実際に当施設でも、いわゆる『踊ってみた』動画をTikTokにアップしたこともありましたが、そもそもそれが人気になるのは、やはり芸能人やタレントなど、ダンススキルの高い人たち。ダンス動画とウエディングの関連性はほぼなく、やはり式場、結婚式のアピールというそもそもの運用目的には繋がらないわけです。次に、『スタッフがドレスを着てみた』なども考えましたが、ブライダル色は強くなった一方で、モデルともまた違いますからやはり難しいと。
『結婚式場の1 日』、『プランナーあるある』なども考えたものの、現場を知っていなければどうしても共感しにくいだろうとなりました。そもそもウエディングのスタッフは、新郎新婦のためにと“黒子”のように日々奮闘するのが仕事なわけで、スタッフが前面に出るのは、本人たちの心情としてもやはり違ってくるわけです。」
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、6月11日号)

