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施設や企業の想いを伝え共感を生むハート【ウエディングパーク メディアソリューション本部本部長 金小熙氏】

施設や企業の想いを伝え共感を生むハート【ウエディングパーク メディアソリューション本部本部長 金小熙氏】

婚礼の集客媒体に数多く掲載されている結婚式場の中から、実際に見学に行く施設を決める際、ハード+ソフトの2 軸に加えて、3 つ目の決定要素『ハート』を訴えるのは、ウエディングパーク (東京都港区)でメディアソリューション本部本部長を務める、金小熙氏だ。昨今のブライダルシーンにおけるカップルの消費者心理を理解するうえで、そもそもの社会的変化をキャッチすることもカギとなる。

「商品、サービスを購入するかどうするかの決定にあたり、『機能的な価値からストーリー価値を求める時代』になったと言えます。具体的な背景を主に3 つ紹介すると、1 つ目が『超情報化社会』へのシフト。結婚・結婚式を考える世代がミレニアム、Z世代といわゆるデジタルネイティブな人たちになり、大げさに言えば産まれた時からデジルタコンテンツに慣れ親しんできた層となっています。この世代の台頭により、『情報に価値がある』という考えの時代に突入していると言えます。」

2 つ目が『コモディティ化』だ。

「この反対の意味が差別化なので、平たくいうと『一般化』。情報が溢れている時代ですから、どうしても似たように見えてしまい、仮に企業などが何か情報を発信してもユーザーにとっては『情報が多すぎて、結局違いがなんだかよく分からない…』となることを指します。

3 つ目は言葉も定着した『推し活』。特定のアイドルやモノなど、何か好きなものの応援に“投資”する時代となり、金銭的、時間的にもという意味で、この推し活が当たり前になったと言っても過言ではありません。こうしたことからも分かるように、何かを買う、消費する際に、売り手の想いに共感し、キチンと納得できるかが重要になっています。要するに、その企業やサービスのファンになってもらえるかどうかというのが、社会全体を見ても、ブライダルのマーケティング的にも求められているわけです。」

分かりやすい事例の1つが、クラウドファンディング。何か推進したいプロジェクトに対して「応援よろしく」と広く発信し、金銭的な支援を募る。投資額に合わせたリターンを用意し、企画を推進していくものだ。あるクラウドファンディングの大手サイトでは、『応援購入』という定義で打ち出しており、多くのユーザーが自身の価値観にマッチする、様々なプロジェクトをサポートしている。また、プロセスの共有という面では、アイドルやボーイズグループのデビューまでを追ったオーディション番組も1つの成功事例だ。デビュー時にはすでに視聴者の共感を得ており、「健気に頑張るメンバーを応援したい」という気持ちが強くなっている。結果として、この共感が購買意欲を掻き立てていく。

詳細はブライダル産業新聞紙面にて、6月11日号)