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キーマンに聞く

新連載〔プランナー業務の現場革命〕システム化で満足度を高める 受付シーンに新たな演出実現【トキノスタンス Style Division R&D マネージャー 五十嵐悠氏】
こんにちは。トキノスタンスの五十嵐です。今回から3回にわたり、「ブライダルの現場はデジタル商材をどう使いこなしていくべきか」を紹介していきます。
様々な業務にDX(デジタル・トランスフォーメーション)化が浸透して久しく、勿論ブライダル業界も例外ではありません。特にアフターコロナにおける人材不足の今、現状の人員で業務の最大効率化を図る上でデジタル商材の活用は欠かせないでしょう。
もっとも「便利そうだから導入してみたが、実際に使えているのか。どこがどう変化したのか、完全に把握できていない」という支配人の声や、「言われた通りのフローをやってはいるが、実際に業務効率化に繋がっているかは分からない」という現場の声をよく聞きます。ただ導入しただけでは効果が得にくいのは当然。上手く活用している式場の共通点として、導入前に「目的」をしっかりと決め、その目的通りになっているかの検証を行っています。
この「目的」次第では、業務効率化のみに留まらず、「顧客満足度アップ」、「単価アップ」等を実現している式場もあります。「新郎新婦、ゲストへの満足度アップ」というDX化、業務効率化とは無縁と思われていた部分にうまく活用することもできるのです。
例えば「受付のシステム化」について。新郎新婦にとっては待ちに待った結婚式当日の最初のおもてなし、ゲストにとってもその結婚式場の最初のイメージとなる非常に重要なシーンです。今まではこの受付に対しての提案といっても、せいぜい「装飾をこだわる」等の無難なもので、満足度アップへの転化などは難しいと考えられていました。飾り付け以上のオリジナル性や、ゲストへのおもてなし要素を色濃く反映できるとしたらどうでしょうか。
受付システムの中には「新郎新婦からゲスト一人ひとりに向けたメッセージで出迎え」のできる機能や、「ウエルカムボード以上に2人らしい写真や装飾を演出」できる機能が搭載されているものもあります。実際に導入している式場の声を聞くと、映し出されたメッセージを囲んで写真を撮り、「どんなメッセージだった!?」と友人同士で盛り上がるなど、全体の満足度が上がっている印象を受けているそうです。
また新郎新婦にとっても、ゲストへの「感謝、おもてなしを伝えられること」、ゲストから「受付時のメッセージがとても嬉しかった」と直接話しを聞くことで、最終的な満足度アップに寄与していることも散見されます。
これまでDX化というと「時間や労力の削減」、「コストダウン」等の《削る》ことが主に注目されがちでしたが、今後のデジタル商材では、新郎新婦、ゲストへの「満足度アップ」という《増やす》ことに対しても有用な手段として検討・活用することも肝要かと考えます。
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、5月21日号)

