トップ キーマンに聞く ーMCプランナー育成ー MCスキルの習得で接客力を劇的向上⑤ 次のシーンを引き立たせる【つなぐ】トークと練習法【トルチュリール 代表取締役 玉井 美輪氏】 LISTEN to KEYMAN キーマンに聞く ーMCプランナー育成ー MCスキルの習得で接客力を劇的向上⑤ 次のシーンを引き立たせる【つなぐ】トークと練習法【トルチュリール 代表取締役 玉井 美輪氏】 結婚式はライブであるため、様々なアクシデントも起こります。会場によっては、例えば乾杯の準備がなかなか整わない時、司会者はその場を【つなぐ】ことが求められます。またシーンとシーンの流れをなだらかにするのも【つなぐ】テクニックで、そこで何を話すかによって印象は大きく変わってきます。 何を話すかは、新郎新婦との打合せでのヒアリングが重要です。2 人はどういう空気感を求めているのか、どういう角度で自分たちのことをしゃべってほしいのか、打合せを通じて理解しておきます。そこで2 人のイメージや紹介して欲しい事項も聞いているので、目指してほしい披露宴の雰囲気を前提に言葉を紡いでいきます。それが出来ていないと、テンプレートっぽく感じさせてしまいます。 もう一つ、次のシーンを引き立たせるために、どういう風に助走をつけていくか。それを瞬時に設計していくのは大切なことで、それが出来ていないとただワードを並べるだけになってしまいます。【つなぐ】は、このタイミングでこの話をしたことで、前後のシーンをより素晴らしくするためのスキルですから。 【つなぐ】は、練習によって上達します。練習方法としては、目に入ったものをとにかく言葉にしていく。できれば声に出した方がいいため、例えば自宅でSNSに表示される景色について1 分間、2 分間と時間を決め話し続けます。私自身も会場のホームページを見ながら、「これについて1分間話そう」という練習を重ね、時間の体感をつけてきました。当社の司会者は、8 分間【つなぐ】ことができなければ、合格となりません。 この練習は、司会者だけでなくプランナーにも役立ちます。素敵に【つなぐ】ことが出来れば、フリートーク力も高まりますから。特に新規接客ではハード面だけでなく、2 人の気持ちやゲストの気持ちも含めて伝えると、より絵が浮かぶようなトークになり、説得力も高まります。 またプランナーもMCをするケースがありますが、ただ台本を読んでいるだけではAIと変わりません。新規接客・打合せでは、スクリプトにないところ、MCであれば台本にないところが大事であり、この練習によってスキルアップできるはずです。ちなみにプロは台本を用意せず、全てのシーンで空気感を感じながら言葉を紡いでいる人が多いと思います。 (詳細はブライダル産業新聞紙面にて、10月1日号) 次へ 一覧に戻る