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連載7《ヘアメイク業界を席巻!!Serenoの仕組みに迫る》700組の繁忙店で求められる事前準備と情報共有【シェラトン・グランデ・ トーキョーベイ・ホテル店 店長 大久保 茉莉氏】

連載7《ヘアメイク業界を席巻!!Serenoの仕組みに迫る》700組の繁忙店で求められる事前準備と情報共有【シェラトン・グランデ・ トーキョーベイ・ホテル店 店長 大久保 茉莉氏】

年間700件の婚礼美容を1店舗で手掛けている、まさに全国でもトップクラスの規模のホテル内美容室。その店舗で店長を務めているのが、Sereno(東京都港区)の大久保茉莉氏だ。繁忙店舗のマネジメントに求められる、人材管理術とは。

大久保「都内大手ホテルで10年間、ブライダル美容の経験を積んだ後、2 年前Serenoへ転職しました。入社時から管理職を目指していて、昨年の1 月にシェラトン店の店長に就任しました。年間で約700組の婚礼を担当し、売上は1億円超え。繁忙期には1 日15組以上、列席美容にも対応しているため、自社の7 名に委託スタッフも合わせると、20~25名規模になります。」

【一口メモ】Serenoでは昨年の1 月に、小倉店、リーガロイヤル東京店、シェラトン店の3 店舗で、3 名の店長が同時に就任した。それまでは社長に管理を集中させる体制だったが、施行規模の大きい店舗との契約が増えたこともあり店長制度を強化。3 人を同時に就任させ、店長同士が相談し支え合える環境を作る狙いもあった。

大久保「大規模店舗を運営していくうえで、徹底した事前準備を重視しています。店舗の支度部屋は9 室のため、繁忙日には同じ部屋を時間帯によって入れ替えなければなりません。そこで挙式時間、披露宴時間、退館時間など、ホテルの進行表と照合しながら、部屋割り、スタッフ配置、アシスタントの動きまで落とし込んだ独自のスケジュールを作成。複数の婚礼を掛け持ちするケースもあるため、『誰が、いつ、どこへ行くのか』を明確にし、共有しています。私自身は当日、全体を把握できる受付にいて、忘れ物や遅刻といったイレギュラーが発生した際には、担当スタッフと連携し、その後のスケジュールへの影響まで考えながら調整しています。」

大久保「組単価を伸ばすこともホテル、会社から求められている大切な役割。シェラトンでは年3 回、大型のブライダルフェアを開催しているため、そこでエステメニューや美容オプションを組み合わせたパッケージを提案しています。フェアの段階から美容ブースへの立ち寄りを促し、SerenoのLINEへの登録を案内。半年程先に結婚式予定のカップルも参加するため、ここでLINEによる接点を作れば、その後にエステや美容商品を案内できます。」

【一口メモ】新しい美容商品や企画については、本社側で対応。それをどのように販売するかは、それぞれの店長が店舗の顧客層や会場特性を踏まえて判断している。

(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、10月1日号)