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キーマンに聞く

【匠のWAZA】厨房の生産効率をアップ(紀尾井町(兼)パークタワー・東京(兼)高輪 (兼)品川 総料理長(製菓・製パン担当) 内藤武志氏)

【匠のWAZA】厨房の生産効率をアップ(紀尾井町(兼)パークタワー・東京(兼)高輪 (兼)品川 総料理長(製菓・製パン担当) 内藤武志氏)

 ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町、ザ・プリンス パークタワー東京、グランドプリンスホテル高輪など、東京シティエリアにあるプリンスホテル(本社:東京都豊島区)グループの製菓・製パンを統括している内藤武志氏。23歳の時、赤坂プリンスホテルからキャリアを積み、現在はプライベートブランド「プリンスホテルセレクション」の監修も務める。これまで制作したケーキへの想いや、若手へのメッセージを聞いた。

――入社した頃のウエディングケーキの主流は。
「高さ8mのケーキや、イベント用に直径3m弱のものを制作したこともあります。組み立てるのにリフトを使い、3時間かかるものもありました。当時目標にしていたのは、ケーキの装飾に使うシュガーペーストを木型に入れて、抜く技術を身につける事。職人が彫った模様が施された木型に、粉糖とゼラチンを練ったものを入れ包丁で削ぐ。削いだものを麺棒などアールのついたものの上に乗せて、1~2週間乾かします。その後、砂糖を塗ったケーキの土台に貼り、装飾に使います。現在は生ケーキが主流でシュガーペーストを作ることも少なくなりましたが、当時は憧れでした。」
――赤坂プリンスホテル時代、様々なウエディングケーキのデザインを手掛けたそうですね。
「当時、製菓厨房の横にフローリストの事務所があり、フラワーの本を見てデザインをケーキに活かしていました。30代中頃になると、決められた事をこなすだけではなく、自分のセンスで表現し始めていたかと思います。商業ベースで考えると、自分だけが作れるというものではいけません。育ってきた後輩が[自分も作れるようになりたい]と思うものを考えながら新しいアイデアを次々と採用しました。20年程前には、グリーンのフルーツを使ったケーキ『ポモナ』を作りました。メロンのショートケーキで、キウイやマスカットなど緑の果物を乗せ、今でいうナチュラルテイスト。展示の際は透明な台に乗せて、下に花を飾りました。」

(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、12月21日号)