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【匠のWAZA】世界料理オリンピックにキャプテンとして出場(ザ・プリンス パークタワー東京・ 東京プリンスホテル 総料理長 三浦健史氏)
ザ・プリンス パークタワー東京・東京プリンスホテル(東京都港区)にて、2015年から総料理長を務める三浦健史氏。数々のコンテストで受賞経歴を持ち、世界料理オリンピックではキャプテンとして出場した。チームをまとめあげるポイントと、婚礼料理にかける想いを聞いた。
――2012年の世界料理オリンピックに日本代表チームのキャプテンとして出場しました。
三浦「4 年に1 度ドイツで開催される、料理のオリンピックです。レストラン・オブ・ネイションズ競技で銅メダル、コールドプラッターズディスプレイ競技で銀メダルを獲得しました。レストラン・オブ・ネイションズは、110人前の料理を朝から仕込み、レストランオープンと同時に提供していく。世界各国から集まったプロが審査します。ジャッジする項目は、加熱や味のバランス、見た目などのほか、冷蔵庫の中やごみ箱の中身がどのような状態なのかも減点方式で採点します。コールドプラッターズディスプレイは『ベジタリアン』や『お祝い』など、設定したテーマに合わせて作った料理に、ゼリーをかけ光沢を出して展示するもの。テーマに沿っているか、鮮度、見た目等が審査されます。」
―― 5 人の日本代表チームをまとめあげました。
三浦「納得のいく良いものを作りコンクールに勝つという目標を掲げ、一丸となって取り組みました。1 人1 人とよく話し合い、タイプに応じたコミュニケーションをとりました。例えば理論的になぜダメなのかを説明した方がいい人もいます。一方で、インスピレーション重視の人には、もっと華やかになど、感覚を伝え、後は自身で考えさせました。共通しているのは、シェフクラスの人間が集まっているのでプライドとテクニックを尊重すること。我も強いため、時には現場で喧嘩にもなりましたが、良いものを作る、コンクールに勝つという目標を掲げていたからこそ同じ方向を向けました。」
――昨年8 月、ウエディングメニューを刷新。ブライダルフェアでも料理が好評です。
三浦「料理は成約の決め手にもなる、重要なものだと考えています。フェアの試食体験の際もオードブルが綺麗、お肉が柔らかいといった声を聞くことができました。4 つのコースの内、1 万7000円と2 万円の中間帯の2つが人気です。」
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、6月11日号)

