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キーマンに聞く

【この人に聞く】『心が震える瞬間』を創出できるか(フリーランスウェディングプランナー Ayameさん)

【この人に聞く】『心が震える瞬間』を創出できるか(フリーランスウェディングプランナー Ayameさん)

  「かっこいい言葉だけで意味を持たないコンセプトなら、掲げる必要はない」。そう力説するのはフリーランスウェディングプランナーのAyameさんだ。明確な想いが根底にあれば、コンセプトはあってもなくても、心が震える結婚式はプロデュースできるという。上辺だけではない、満足感を与えられるパーティーとは何か。Ayameさんに話を聞いた。

 ――数年前から『コンセプトウエディング』という言葉も業界内で定着してきました。結婚式にテーマ性を持たせ、コンセプトとして言語化することに注力するプランナーも増えているように感じます。
  Ayame「私が担当するカップルに関しては、ここ3 年くらいで『式のコンセプトが欲しい!』という人は少し減ってきました。パーティーのプロデュースで忘れてはいけないのは、明確なコンセプトを言葉で掲げることではなく、全ての演出において『なぜならば~~』の理由を説明できることでしょう。なぜこのアイテムを取り入れたのか、なぜこの演出を加えようと思ったのか。単純にオシャレだから、インスタ映えするからという理由だけで会場を装飾するのではなく、2 人の想いが根底にあるかが重要です。想いがつまった2人ならではのコンセプトならいいのですが、言葉だけの意味を持たないコンセプトなら、“不要”ということですね。」
  ――結婚式でのアイテムやサービス全てにおいて、式当日になぜ導入するのかの理由が明確であれば、新郎新婦も納得感を抱きながら商品を購入してくれます。
  Ayame「言葉だけ、つまり上辺だけのコンセプトに固執してしまうと、カップルは不要なものまで流れで購入してしまいがちです。結果『無駄な演出にお金を払ってしまった』となり、ウエディングは高額という印象に繋がる可能性が高まるわけです。結婚式は高額商品ですから、新郎新婦と一緒に本当に必要なものかどうかを考え見極めていくことが、プランナーのあるべき姿でしょう。」
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、6月11日号)