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キーマンに聞く

『変革』と『共創』を推進【テイクアンドギヴ・ニーズ 代表取締役社長 岩瀬賢治氏】
昨年のブライダル産業フェアで【変革】と【共創】をテーマに講演したテイクアンドギヴ・ニーズ(東京都品川区・以下T&G)の岩瀬賢治社長。コロナの厳しい状況から脱却し、人員体制も整ってきた今年は、この二つのテーマを進める方針を語る。【共創】によって自社のノウハウを活用してもらうことで、一つでも多くの企業が課題を解決し、引いてはクオリティの高い結婚式の提供を実現できれば、結婚式実施率を回復させていくことになる。
好調な運営受託コンサル
――運営受託コンサル先の施結婚式受注が好調です。今後の拡大については、いかがですか。
岩瀬「これまでは、既存のハウスウエディングのメンバーをストックし、外のサポートが決まったらそこから動かしていくという対応でした。今後は外部サポート専門の人員を増やして、新しい案件が決まったらそのスタッフを送るという体制を強化していきます。実際に当社のハウスWの仕組みは1 顧客1担当者制の貸切スタイルであるのに対し、ホテルの場合は分業制に近い。業務毎に営業力の強い人、打合せスキルのある人といった特化した形で、採用の仕方も変えていくことができますし、これにより外部サポート専門人材として分母が取れるようになってきました。今後については、半期または通期の決算の時には、そのエリアで、1 、2 番と誰でも認識しているようなホテルとの契約を発表していきたいと考えています。」
――受注数を伸ばしているポイントは、どう考えていますか。
岩瀬「基本的に1 つのエリアで数多く対応できないからこそ、ポテンシャルがあるのに今業績に苦労しているところと組ませてもらっています。そのようなホテルは、歴史もブランドもある。ただ働いているスタッフ自身が、慣れているためそのことに気づいていません。そこで社員一人ひとりに数多くヒアリングをしながら、この街にそのホテルがある意味、街のために紡いできた歴史などを、きちんと語れるストーリーにしていきます。ただそれだけでは足りませんから、広告周りは私たちのコストで撮影をし直して、出稿方法などを変えていく。要はオペレーションと広告を変えているだけで、それ以上のことを希望がなければ現状維持のままとしています。当社のドレスショップが入るわけでもなくパートナーもそのままですし、当日施行もホテルが提供したい結婚式を大切にしてもらっています。ハウスWとは違うというのが大前提にあって、わざわざ何かをずらす必要は無いですと。」
――昨年のブライダル産業フェアで、【変革】と【共創】をテーマに講演をしてもらいました。【共創】についての取り組みはいかがでしょうか。
岩瀬「中小企業の経営者が、解決しなければならない課題、改善したいけれどできないこと。例えば、採用や教育、マーケティング、商品開発などいくつかあると思います、そこの部分をサポートできることがあればと考えています。当社のノウハウを外に販売する事業として最初に始めたのは、リクルートと組んで今でも展開しているパーティクリエイション。当社のクリエイティブの力を、そのまま装飾として使ってもらえる商品で、もっと広がっていければと思っていますが、現実にはなかなか難しい面もあります。お互いにいいところを補完できればと、中小の経営者と話しをするとその場では非常に前向きです。ところが具体的に何を始めますか?となった時に、そこから障害が出てきます。当社側から言うのも何なのですが、絶対にお互い組んだ方がいいと思っています。当社のインフラをどんどん使ってもらいたいですし、それが結果として相手先の社員やユーザーにとっても良くなるはずですから。」
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、1月1-11日新春特大号)

