LISTEN to KEYMAN
キーマンに聞く

《フェアセミナー紙面アーカイブ第4弾 人材力を向上》チャットで日常のコミュニケーション【ノバレーゼ 教育研修部エキスパート 前田歩香氏】
ノバレーゼ(東京都中央区)の教育研修を担っている前田歩香氏。ブライダル産業フェアのセミナーにおいて、定着率を高めるために大切な、金の卵を辞めさせないフェーズに合った育成ポイントを紹介している。
新人向けサイトも用意
「採用して育成をしたのに、早い段階で会社を退職してしまう。育てた側からすれば、もっと働いて欲しかったという希望もあるでしょう。改めて思い出してほしいのは、自らが入社をした時の気持ちです。ここで頑張りたい、結婚式の仕事に携わって活躍をしたい、いい仕事をしたい。入社できる喜びとともに、この会社で頑張るという決意を持ってスタートしたはずです。ところが働いていくうちに、熱い気持ちを揺るがしてしまうような出来事や環境が生じてしまい、それが重なって私にはこの仕事は向いてないのかもしれないとなっていきます。」
「働く上で大切な要素は、働きやすさと働き甲斐と言われています。似ていますが、少し意味合いは変わります。働きやすさは、いわゆる給料がいい、福利厚生制度が充実しているなど働く環境の要因。一方で働き甲斐は、仕事内容が面白い、仕事を任せられている実感、周りからも承認され正しい評価を受けているなど。このバランスは人それぞれで、どちらかが欠けていても、会社を辞めてしまおうと考えてしまいがちです。」
「入社1 年目のスタッフのぶつかる壁に対して、ノバレーゼではどんな取り組みをしているか。仕事を覚えられない、失敗が怖い、新郎新婦にもチームにも迷惑をかけたくない。頑張りたいけれども、自分の想像していたようにはいかないといった不安があります。」
「そのフェーズでは、会社が大事な場所となるように、彼らにとっての居場所を一緒に作るということを重視しています。一つはオンボーディングで、新しく入社したスタッフが、早い段階で力を発揮できるように組織全体でサポートする仕組みのこと。ノバレーゼで取り組んでいる一つは、入社したばかりの人材が、学べる専用サイトを用意しています。例えばどんなふうに上司にメールを送ればいいのか、社内用語はどうなっているのか。先輩が教えていくことも大切ですが、自らも学びに行けるようサイト内で一つにまとめています。例えば会社の文化でいきますと、ノバレーゼは名前や愛称で呼ぶ文化。そういったことも、入社して先輩たちのお互いに呼び合っているのを耳にはしているけれども、それは何故なのかという理由などもサイトに明記しています。」
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、7月11日号)

