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最終回《決め切れないネックを解決 新規接客のアプローチ術》即決が出来ないカップル編【TRINITY BRIDAL 取締役副社長 池田 亜希子氏】

最終回《決め切れないネックを解決 新規接客のアプローチ術》即決が出来ないカップル編【TRINITY BRIDAL 取締役副社長 池田 亜希子氏】

全ての条件が合うのは稀であると説明
 今まで1年間行ってきた連載も、今回で最終回となります。第十二回目は、【即決が出来ないカップル編】を取り上げていきます。
 この課題はもしかしたら、どの会場も共通で抱えている課題であるかもしれません。新郎新婦は、チャペルも会場も、素晴らしい式場に出合えた!と思ってもなかなか当日その場で決められないことが多いのも事実です。施設も内容も良いのに、即決出来ない…それはどうしてでしょうか。
 最も大切なことは、二人に「これ以上の会場はない!と思える条件」がしっかりと伝わっているかどうかです。
 これまでの課題解決の内容を駆使し、施設、内容、スタッフ全て良い状態であったとします。残るは、日程と予算。そこの条件を、きちんと伝えられているかが最も大切です。
 これらをきちんと伝えるためには、まずは全ての条件の合うことはどれほど難しいことなのか、二人に理解してもらうことは必須です。例えば、このように伝えます。
 「1件目で成約される方と、何件も会場を回っている方の違いは、条件と言われています。チャペルは良いけど、会場がしっくりこない…、会場は良いけど日程が合わない…という何かしらの条件の合わないことがあると、どうしもて次の会場を見てみたいと思うわけです。それだけ、全ての条件をクリアするのは難しいので、もし全てが叶っているとしたら、本当に運命的な出合いですよ!」と。
 全ての条件をクリアすることは稀であるとまずは意識付けしてから、次に進んでいきます。その後、全ての条件が揃った、と感じてもらっているようであれば、「きっと何件目でお越しいただいたとしても、ご縁があったと思います。それが、1件目だったのか、4件目だったのか、いつ出合えるかというだけで、順番はそれほど関係ないのだと思います」と伝えます。
 そして、もう一言付け加えるようにします。「最高な状態を今だとすると、今の条件が1つでも崩れてしまうのは、やはり少し残念ですよね…。もしこれ以上の条件がないと思っていただいているようでしたら、お二人にとって運命の会場なのだと思います!」と、二人に寄り添いながら、そっと背中を押してあげます。きっと二人も条件が合っていることに縁を感じて、即決という答えに繋がるはずです。
 最終回まで読んでいただき、誠にありがとうございました!これからも、最大限に二人に寄り添いながら様々な新規接客の課題を解決していき、成約に結びつけていきましょう!
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、12月21日号)