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キーマンに聞く

連載21《Do・遠藤正人氏が提唱する 集客力アップのためのクリエイティブ制作》カスタマージャーニーを重視したブランディング
11月にノバレーゼとエスクリが経営統合し、今後の集客方法も調整を進めています。そこで改めて感じているのは、規模感はほとんど同じ企業であるのに、集客に対する考え方は全く違うということ。例えば集客コストの考え方も、ノバレーゼの広告費に対してエスクリは約2倍。ノバレーゼはSNS中心、エスクリはゼクシィなど媒体を中心とする戦略を重視しています。
どちらがいいかという問題ではなく、改めて感じるのは来年以降、ゼクシィの面を取りにいくスタイルと、WEB・SNS広告中心かの二極化はさらに激しくなるだろうということです。二極化を見通して、そうした状況で各社の集客戦略の構築は重要になってくるでしょう。
当社として大切にしているのは、カスタマージャーニーです。広告で認知を取った次に、自社HPやインスタに飛んで、より共感を持ってもらう。興味関心を上げて、アクションに近づいてくという思想です。そのためにも、WEB・SNS運用は丁寧かつこだわらなければなりません。またクリエイティブも大切な要素で、ブランディング強化の必要性も強く感じています。
費用対効果に関しては、都市型なのかローカル型なのか、またワンバンケットか複数バンケットかによっても変化します。ただ、カスタマージャーニーという意味では、エリアやスタイルにかかわらず、式場見学の予約をするまでの流れはそれほど変わりません。ユーザーはインスタを見に来ますし、日頃から情報をキャッチしています。会場の顔を綺麗に見せておくことで、来館予約、コンバージョン、成約に向けても大きな力になります。
同時に、インスタ広告を駆使する会場も増えている中、どういう映像、画像を流していくかのブランディングは重要で差別化の領域になります。その点、ノバレーゼは自社でクリエイティブ部門を抱えているため、瞬時に新しいコンテンツを作り、トライアンドエラーを出来るのは強みです。
最近は自分たちでアプリを使って、映像・画像を生成したり編集したりといったこともあります。ただ、同じアプリを使っている以上、差別化は逆に難しくなっていき、どこも同じような映像、画像が流れる課題も出てきます。実はそこは落とし穴で、それをカバーするために当社としても安価で、大量に素材を撮影・制作する商品を強化しています。SNS上での違いを生み出すためにも、クリエイティブは大きな差になっていくはずです。
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、12月21日号)

