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キーマンに聞く

第12回《ブライダル業界の法律問題―弁護士の視座―》法律は人や状況によって双方の良い関係を生み出す【リフト法律事務所 代表弁護士 川村勝之氏】
これまで、フォトウエディング、ネットリテラシー、著作権等の権利関係についてお伝えしてきました。フォトウエディングは、現在も事業参入する事業者が増えてきています。また、SNSを含め事業のDX化の流れも止まりません。このような状況においては、法律や権利関係を知らなかったでは済まされない、という事態になってきています。
ただ、これまで連載でお伝えしたことを全て暗記する必要はありません。少し気になった際に、立ち止まってこれまでの記事を見返していただけると、新たな発見があったりします。
大切なことは、事業のためにも、お客様のためにも、少しでも法律のことに向き合うことです。自社で対応が難しい場合や、具体的な相談をする場合は、全てを自社でやらずに、専門家のサポートを受けるのも1 つの選択肢です。
法律は、状況によっては一方に有利に適用するというようなことも可能です。ただ、一方だけを強く守る、有利にするために法律を利用することが果たして、両者にとっても、長期的なビジネス視点においても良いのか、お客様のためにもなっているのか、という点は、一度考えてみてください。また、法律は、人や状況によって様々な形で双方の良い関係を生み出すことも可能です。そして、事業者は、お客様より多くの知識も経験も有している分、事業者のあり方1 つで、お客様との関係性を変えることもできます。
今後のウエディング業界、事業の目指す未来のためにも、これまでの連載を通じて、法律に興味を持っていただける内容が1 つでもありましたら嬉しい限りです。1 年間、本当にありがとうございました。
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、3月1日号)

