LISTEN to KEYMAN
キーマンに聞く

連載企画⑤《ウエディングデザイナー養成講座》カップルからの情報収集3【全米ブライダルコンサルタント協会(ABC協会)アジア&オセアニア統括代表/㈱ソフィア通商 代表取締役 小原義之氏】
日本でもカスタマイズウエディング人気と共にデザイン・カスタマイズ化に取り組むプランナーも増えています。しかし中には独りよがりなプランナーもちらほら見受けられます。先日も某会場で、新郎新婦からこんな話を聞きました。「実は別会場で予定していましたが、プランナーが“テーマはこうしましょう!”“デザインはこんな感じで!”と、どんどん話を進められました。僕たちはまだそこまで自分たちのことを話していないのに。先行きが不安になり、結局断りました。」
今まで紹介してきた米国のプランナーやデザイナーに比べ、わずかな顧客情報でテーマだ、デザインだと突っ走る。さらには明確な趣向がない2人に色々こじつけながら、カスタマイズ化しようとするプランナーもいて、これでは本末転倒です。
では、こうした顧客にどうアプローチすればいいのでしょうか。まずは、2人に、自身をどう表現したいのか聞いてみてください。誰しも晴れの舞台で、どんな花嫁/花婿または女性/男性としてゲストに見られたいのかは必ず持っているものです。日ごろ職場では内気な人と思われているものの、実は週末はマリンスポーツに勤しむ活発な女性であれば、そんなアクティブな女性を表現したいかもしれません。
逆に男性顔負けの強い女性と日ごろは思われているものの、実は茶道を嗜むおしとやかな女性を表現したがっているかもしれません。2 人が自分自身をどう表現したいのかさえ分かれば、どんなフィーリングの舞台で、そのためにどんなカラーを使い、装飾・演出を創作すべきか見えてくるはずです。
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、8月21日号)

