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【この人に聞く!】吉祥寺にスイーツ店出店(ブライド・トゥー・ビー 代表取締役社長 伊藤誠英氏)

【この人に聞く!】吉祥寺にスイーツ店出店(ブライド・トゥー・ビー 代表取締役社長 伊藤誠英氏)

 減少する婚礼売上をカバーするために、新規事業を模索するブライダル企業。その成功事例としてこれまで何度も取り上げてきたブライド・トゥー・ビー(名古屋市瑞穂区)は9月9日、東京吉祥寺にカヌレとアイスクリームの専門ショップをオープンする。昨年の5月から注力してきたカヌレの販売を、さらに拡大するための大きな分岐点となる。新規事業を軌道に乗せるためには、1年がかりの取り組みが重要であり、その考え方を伊藤誠英社長に聞いた。

百貨店からも出店誘致
 ――お膝元でもある名古屋大須のショップに続き、カヌレ&アイスクリームの専門店を吉祥寺にオープンします。吉祥寺が軌道に乗れば、その後は更なる積極的なショップ展開のシナリオも描いているとのことですが。
 伊藤「大須の店舗は、これまで月に300万円をコンスタントに売り上げてきました。愛知県の感染拡大によって、8月は多少落ち込んだものの、それでもテイクアウトのみの販売店として好調だと言えます。スーパーへの卸先開拓の営業も進めてきましたが、直販であれば粗利は80%となり、人件費などのその他経費を差し引いても50%程度の利益率という非常に儲かるビジネス。ワンオペが可能ですし、ショップの規模も5 坪あれば十分なのは魅力的です。」
 伊藤「今後、大都市圏での直営店展開を進めるためにも、まず9月9日に吉祥寺をオープンします。駅前の人通りの多い立地で、1,2階合わせて10坪の店舗。2階は冷蔵庫などを置いてストックヤードにし、路面の1階で販売していきます。大須以上に好立地であることも踏まえて、売上は月に400万円を計画。開店資金は保証金を除けば1500万円以内なので、計画通りにいけば8ヵ月で投資回収ができます。地元でもある名古屋の店舗と異なり、計画通りに販売できるかという不安はあるものの、小売店での卸でも順調に販売が増えていることを考慮すれば、十分に勝算があると見ています。初進出となる東京の店が順調に推移すれば、他のエリアでの展開も進めていきます。」

 ――百貨店などからの出店誘致も舞い込んでいるようですね。
 伊藤「本来1店舗では声がかからないと言われている、大手SCからも出店を誘われました。そこはブランディング面から出店はしませんでしたが、それ以外にも都内の百貨店など、様々なところからの出店誘致に関する問合せは増えています。吉祥寺店が計画通りに推移すれば、早い段階で東京3店舗、大阪に2店舗を展開したいと考えています。出店にあたり最も重視しているのは、買い物客が多いかどうか。エリア、商業施設共に何となくのウインドウショッピングではなく、買い物目的の人が多い立地にこだわっています。その点、吉祥寺の店舗は、駅前というアクセスも含めて期待しています。」
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、9月1日号)