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連載3〔自社集客向上の手引き〕検索広告は無駄クエリの排除がポイントになる【メディアハウスホールディングス Mar Tech SBUブライダルプロモショーン事業部 中山信治氏】

連載3〔自社集客向上の手引き〕検索広告は無駄クエリの排除がポイントになる【メディアハウスホールディングス Mar Tech SBUブライダルプロモショーン事業部 中山信治氏】

第三回の今回は最もポピュラーで多くの会場に利用されている「検索広告」について、ブライダル特有の観点を交えて紹介していきます。

●顕在層の獲得に少額から効く集客手法 他社への水漏れを止める「守り」の役割

検索広告は、ユーザーが能動的に情報を探しているタイミングで広告を表示できるという観点から、顕在層の獲得に最も効く手法として業界を問わず多くの事業者に利用されています。なぜブライダルでは「守り」という役割なのか。

Googleの調査によると、式場のCV(コンバージョン)に繋がる検索キーワードは、90%以上が式場名での「指名検索」と、地域×結婚式のような「エリア検索」であるということが分かっています。つまり、自社では検索広告を未実施または強化せず、一方で周囲の競合会場が熱心に取り組んでいる場合、本来自社で獲得できる可能性の高いユーザーを他社に取られてしまっているという状況になりかねません。まずは自社の「指名検索」と商圏内の「エリア検索」がどの程度のボリュームがあるかを把握し、最低限この2 種類の検索キーワードの守りを固めるだけでも、多くの予算をかけずに年間で数十件のCVを得ることも十分に可能であります。

●検索クエリ(検索語句)の“集中と選択”磨き込みが成果を大きく左右するポイント

前述のように、費用対効果高く検索広告を運用するには、設定する検索キーワードの精度がとても重要な要素と言えます。ありがちなミスとしてCPC(クリック単価)は優秀ですが、CVに繋がっていないというアカウントがあげられます。エリアの水準と比較しても異常にCPCが低い場合は、本命で上位表示させたいキーワードではなく、関連度の低いキーワードや、「結婚式 服装」のように招待ゲストの検索クエリに多くの広告費を費やしてしまっているということが考えられます。

また、ホテルやレストランなどの婚礼非専業の業態では、闇雲に「指名検索」と「エリア検索」を実施してしまうと、「Aホテル 宿泊」のような一般客の検索を多く拾ってしまうことが考えられます。ウエディング以外の検索クエリは、事前にどんなキーワードで自社が検索されているかを調査し、配信前に一掃しておくことが望ましいと言えます。

検索広告でCVが発生しない原因は、前述のように強化したいキーワードに十分な予算をかけられず、意図しないキーワードに予算が消費されているケースがほとんどです。不要な検索語句をあらかじめ削ることは最低限実施し、配信開始後にも細かく不要キーワードの除外を重ね、いわゆる無駄クエリを排除し続けることが成果を左右するポイントと言えるでしょう。

(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、10月1日号)