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連載17《Do・遠藤正人氏が提唱する 集客力アップのためのクリエイティブ制作》カップルイベントに1会場平均40組が参加
ノバレーゼでは今年から、顧客醸成型のマーケティングにシフトしています。その背景として、ゼクシィの出稿量の二極化が加速しているマーケット状況があります。集客を確保するため大量に出稿を増やしている企業が出てきている中、ノバレーゼのように1 チャペル1 バンケットの規模ではそこまで広告投資もかけられません。これは地域の中小ゲストハウスでも同様でしょう。ゼクシィの出稿勝負では確実に面で負けてしまうからこそ、いかに上流の顧客を獲得していくかの醸成型を重視しなければなりません。
そこで実践しているのが、各店舗におけるイベントの開催です。以前にも当コラムで紹介した通り、【恋人たちの聖なる音楽堂】と題した、カップル限定のチャペルコンサートを開催しています。対象は全国26店舗で、4 月末~8 月末まで順次毎週末に実施。先日はテレビ番組でも紹介してもらうなど、徐々に注目も高まってきています。現時点では8 店舗で終了していて、8 月までに残り18店舗で展開します。
集客については、インスタ広告を活用していて、これまでの結果を見ていくと、1 会場あたり70組程度の応募が集まっています。応募の際にはLINE登録してもらい、そこからアンケートも回収。例えば「近い将来に結婚する予定はありますか」、「結婚式を挙げる予定はありますか」、「結婚時期は決まっていますか」といった項目に回答してもらい、その中から未来のユーザーになりそうなカップルを優先的に当選させています。
当選して来場する人たちの平均は1店舗40組。エリアによって異なるものの、首都圏を中心とした都市部の店舗では60組、地方で30組程度です。その中で未婚かつ、結婚式もまだ決まっていないというカップルは89%に達していて、つまり1 会場あたり36組。これから実施する予定の店舗も含めたトータルで考えると、936組の可能性の高い顧客を集められているということになります。
次回は次の段階として、ナーチャリングの仕掛けを紹介します。
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、6月21日号)

