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連載13《3分で分かる!ブライダルのDX成功事例》アプリスタイルにシステムをリニューアル 打合せ機会をより有意義にするUI/UX【TAIAN 取締役 COO 米倉元気氏】

連載13《3分で分かる!ブライダルのDX成功事例》アプリスタイルにシステムをリニューアル 打合せ機会をより有意義にするUI/UX【TAIAN 取締役 COO 米倉元気氏】

皆さんこんにちは。TAIANの米倉です。先月の連載では、新郎新婦のUI/UXの観点から、システムを導入するメリット・重要性をお話ししました。今号も引き続き、当社が企画・開発するAll in One婚礼システム『Oiwaii(オイワイー)』のリニューアルを事例として、UI/UXがいかに効率化に繋がっていくのかを、改めて考えていきたいと思います。

当社システムのエンドユーザーであるカップルはもちろん、導入式場の皆さまの声も反映し、9 月から順次リニューアルをかけている『Oiwaii』。今回の改修で、よりスマートフォンアプリのような使い方が可能となりました。

リニューアルポイントの1 つが、スケジュール管理機能を強化したこと。次回の打合せ日時をより分かりやすく表示できるようになったほか、次の打合せまでにカップルがやっておくべき宿題、例えば『ゲストリストを作成しておく』なども可視化されています。タイミングに合わせて通知が飛んできて、かつトップページでもリマインドされるなど、宿題忘れを防ぐ工夫も。トップに表示されるボタンは各式場によって変更も可能で、それぞれの施設に合わせたカップルごとの使いやすさを追求しています。

今回のリニューアルを通じて、より打合せを効果的にしたいという想いが背景にあります。例えば、「ゲストリストを作る宿題を忘れていた!」となってしまえば、結果として打合せの時間内にその作業をすることもあり、時間が想定以上に長くなることも。プランナーの皆さんにとって、打合せはより素晴らしい結婚式を創るための、大切な提案の時間です。自宅でもできる作業に打合せを費やしてしまうのは、やはりもったいないとも感じます。提案なくして単価アップも難しいでしょうから、システムを通じていかにスムーズに、カップルが準備を進めていけるかがカギになるわけです。

実際に当社システムを導入した式場の方とお話しすると、「シンプルなデザインも魅力」、「見た目もいい」など、デザイン性を重視している声も多く聞かれています。感覚的な話ではありますが、こうした意見はカップル・プランナーにとっての使いやすさとしての評価だと感じています。

その背景には、当社で用意している機能の“利用率”が挙げられます。昨今は大半の式場が何かしらのシステムを導入しているかと思いますが、「便利なのは分かるけれど、実際にいくつかの機能は使いこなせていない」という声を耳にすることもゼロではありません。ブライダルは成約以降見積もりを何度か作り直し、最終的に金額がフィックスする流れ。そして、金額には引き出物などパートナー企業の商品も含まれているからこそ、複雑な業務になっているとも言えます。

一般的なUI/UXを考えた時に、『Salesforce』のような機能豊富なシステムの方が優秀なのは事実と言えるでしょう。一方で、その優秀さがゆえに利用料も高くなりますし、果たしてそこまでの機能をブライダル企業が必要としているかと言えば、それはまた別の話なわけです。分かりやすい事例で言えば、メールとチャット。メールの方が様々な機能があり“優秀”ではありますが、実際に日々利用しているチャットの方が便利で使いやすいといったことも。カップルが心地よく結婚式準備を進めるために、必要な機能やシンプルでわかりやすいUIを準備しておくことが、打合せを有意義にし、満足度の高い接客を実現できるのではないかと考えています。

 

(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、9月11日号)