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キーマンに聞く

花の持つ力で多くの人を笑顔に【プーコニュ 代表取締役 下野浩規氏】
フラワーショップ・プーコニュ(名古屋市中区)は、ブラスの会場装花も担当しており、「花の持つ力を多くの人に伝えたい」と下野浩規社長は話す。ブーケを加工保存する押し花事業も好調に推移し、今年は店舗もオープンする。
月200件受注の押し花加工
――コロナの影響も長引いていますが、状況はいかがですか。
下野「過去2 年間の低迷と比較しても、やはり結婚式の施行が戻ってきたことから、当社としても回復の傾向となりました。一方で、燃油サーチャージの高騰や、ウクライナ侵攻などの影響により、輸入花を中心に生花の価格は上昇傾向。品種によっては昨年度から1.5倍になったものもありますが、結婚式の装飾はやはりいいクオリティのものを提供していきたいとの想いです。価格設定の見直しを検討しながらも、SNSでの発信なども強化し、しっかりと価値を理解してもらえるようにします。クオリティのキープにも、さらに注力していきます。」
――式当日のブーケなどを押し花にし、保存できるサービスも好調です。
下野「ありがたいことに式場との提携も増え、鹿児島の老舗ホテルなど、これまで当社でカバーできていなかったエリアからの発注も入るようになりました。会場装花となると現地で作業するスタッフも必要となり、人員面でどうしてもエリア展開は難しかった。一方で、押し花であればブーケを名古屋まで送ってもらい、アトリエの作業になるので、ブライダルの会場装花とは別のビジネスチャンスと捉えています。繁忙期には200件前後の注文もあり、現在はパートを含む40名体制で作業にあたっています。花屋の昔ながらのイメージとして、体力的にきついという印象を持つ人もいるかもしれませんが、押し花の事業は雇用の創出にも繋がっています。実際に、出産を機に当社を退職したスタッフが戻ってきてくれたケースも多く、社員としてまた活躍してくれています。スタッフの長期的な雇用は花き業界全体の課題でもあったので、産後もポジションを変えて働いてくれるという面からも、事業の可能性を感じています。」
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、1月1・11日新春特大号)

