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第8回《集客UPの成功&失敗例から読み解く》HP集客比率50%を本気で目指す【ベック ミッテ事業部 山中扇氏】

第8回《集客UPの成功&失敗例から読み解く》HP集客比率50%を本気で目指す【ベック ミッテ事業部 山中扇氏】

前回の連載の最後に、予算もおさえてうまく集客できている時の集客経路の比率について記載しました。(HP 5:ゼクシィ関係3:AGTその他2 )。この比率通りになっていれば、目標としているマーケットシェア率、広告予算比率、集客数に近づいてくるはずです。
しかし、まだまだ安定して自社HP集客50%に未達の会場が多いのも現実です。年間連載の前半のまとめとして、HP集客比率50%に向けてのロードマップを確認していきたいと思います。
まず初めに、HP集客が50%前後になると、顕著に変化する数字が2 つあります。①・1 件あたりの集客単価が10%~30%下がる。②・成約率が平均5 %上がる。そこで東海地方のマーケットで弊社クライアントの実例を紹介します。
【HP集客比率50%前後】
BEFORE
HP来館数=月8 件 
HPシェア=19%
1件集客単価=14万円
AFTER
HP来館数=月20件
HPシェア=50%  
1件集客単価=12万円
HP集客比率が30%を超えたあたりから、数字に変化が出てきます。HP経由のユーザーは自社の良さをよく理解してくれた上で来店するため、成約率も上がって悪いことは何一つありません。ではどのようなロードマップを描くか。
●実践ロードマップ●
STEP 1 (HP集客比率30%まで)
•ゼクシィネット徹底攻略(第6、7回参考):前回まで記載してきた内容で、アクション率を最大限Sランクに近づけましょう。
•口コミサイトランキング上位対策(第4 回連載参考)
•HP改修:いくら広告費をかけて誘導してもここが悪ければすべて無駄になります。ポイントを記載すると、<いいビジュアルをたくさん>、<情報量は簡潔に多く>、<プランは見やすく>、<しっかり誘導>。
•WEB広告開始:<リスティング広告>、<ディスプレイ広告>、<SNS広告>、<YouTube広告>等
STEP2(HP集客比率50%まで)
•SEO対策:様々なSEO対策を実践する商品、パートナーが存在します。自社で対応する必要性は必ずしも高くありませんが、対応してもらわないといけない内容は把握しておくようにしましょう。
「結婚式場+エリア」ワード検索結果で2 ページ目までに表示を目指してください。サイトのコンテンツ名はSEOを意識したワードを入れ、サイト内部施策として検索エンジンに対してのサイト最適化を実行。他サイトとの相互リンクにより強くする対策をしましょう。その他、結婚式に関連するコラム作成やそこから新しい流入を目指すコンテンツマーケティング、おすすめサイトからの新しい流入を目指すキュレーションサイト活用など。
エリアによって差はありますがHP構造に欠陥のない限りアクセス数は2 ~ 3 倍にはなるはずです。
•MEO対策:MEOとはマップエンジン最適化。Googleマイビジネスのアカウントをマップエンジンに最適化し表示順位を上位化、検索結果への露出を増やしてアクセス数の増加へと導きます。
•WEB広告増量:上記の内容を進めていくとかなりアクセス数は増えます。しかしHP50%を目指すには、うまくいっているこの施策をさらに進めなくてはいけません。Google、Yahoo !でリスティング広告を活用して、本気度の高いユーザーに更にリーチを進めます。管理画面のCVRを鵜呑みにせずに、クリック率の高さを意識するようにするのは大切なことです。
それに加えて、認知・ブランディングを目的とするディスプレイ広告(Google,Yahoo ! 両方)、インスタ広告、YouTube広告、LINE広告、Facebook広告などを利用し、ユーザーに広く知ってもらいましょう。それぞれ自社でも実行可能ですが知らず知らずのうちに広告費が水漏れしていくのも確かなので、慣れるまでは専門知識を有したパートナーを付けたり、研修などを開催して社内でしっかりとインプットの機会も作るように心がけてください。
【まとめ】
STEP 1:ゼクシィネット徹底攻略→口コミサイト上位ランキング施策→予算を工夫しHP見直し→WEB広告開始(リスティング)
STEP 2:SEO対策→MEO→その他WEB広告費増量→WEBチャンネル増→各PDCAサイクルチェック。
集客手法に飛び道具や必殺技などはありません。聞いたことはあるけれど実行していない項目、上記に記載しているなかで見落としているものをもう一度見直しながら、集客に役立ててください。
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、2月1日号)