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第2回 荒井さやかのそうだったのか!女性リーダー 《完璧でなくてもリーダーになれる “貢献の隙”で自然とチームが成長》【COCOSTYLE 代表取締役 荒井さやか氏】
当社にはキャリアコンサルタントの国家資格を有するメンバーも在籍しており、現在は、キャリアアドバイスのサポート、コンサル事業も展開しています。その中でよく耳にするのが、「私は現場で成果を出していないので、リーダーになる器ではない」という女性からの声です。
こうした考えの人たちに伝えたいのは、『成績がいい人=リーダー』という方程式は、必ずしもイコールではないということ。成績優秀者がリーダーになると、「メンバーに任せるよりも、自分でやった方が早い」と思ってしまうこともゼロではありません。また、「なぜこれが出来ないの?」と、自分の成功体験が軸となり、若手スタッフなどの気持ちをうまく汲み取れないこともあるでしょう。成功への道筋は人の数だけあるにも関わらず、自分の成功体験=唯一の正解と思ってしまう流れも、見られています。
もちろん大前提として、現場で成果を出し活躍している人の中にも、リーダーとしてスキルを発揮する人もいます。お伝えしたいのは、『現場の成果だけでリーダーになる・ならない』を、判断してはいけないということです。
そもそもリーダーの仕事は何かといえば、各メンバーの持つ底力を開花させてあげること。以前の私もそうでしたが、「自分でやった方がクオリティも担保できるし…」と思い、メンバーに業務を任せることに葛藤を抱いていた時期もありました。挑戦するチャンスをメンバーに与えなければ、チームとしての成長はありません。現場成績が著しく高くない人こそ、挑戦の環境を作り、メンバーを支える、いわゆる『サーバント(奉仕型)リーダー』の素質を持ち合わせているのです。
どんなにセンスのいい人でも、1人の力には限度があります。エース級のスタッフを100点からK点越えの150点にし、+50点を狙うのも1つの道ですが、現時点では30点というメンバーを80点にし、さらにもう1人30点から80点に引き上げられれば、チームとしては+100点になるわけです。
リーダーは必ずしも、完璧である必要はありません。個人的には、少し“カッコ悪い”くらいでもいいと思っています。“隙”のある人がリーダーに就くことで、その人を支えようとチームは自然と成長していきます。もっとも、リーダー=無力でいいということではなく、無力さを“演じる”のが1つのポイント。特に現場で成果を出しリーダーになった人は、センスもあり要領よく仕事ができるでしょうから、“ちょっとカッコの悪いリーダー”を、演じてみてください。“貢献の隙”をメンバーに見せてあげると、チームは主体性を持ち、面白いくらいに成長していくはずです。
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、4月11日号)

