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第10回《システム化で利益率UP》打合せ1回削減で年間。360時間の生産性向上【TAIAN 代表取締役 村田磨理子氏】

第10回《システム化で利益率UP》打合せ1回削減で年間。360時間の生産性向上【TAIAN 代表取締役 村田磨理子氏】

婚礼の少人数化における、改善ポイントとは?

今回は、前回からのテーマとしてお話した「効率化」、「生産性」についてより具体的に解説していきます。新郎新婦の考え方の多様化、コロナの影響などもあり、婚礼の少人数化が進んでいます。いくつかの事業所にヒアリングしたところ、少人数化に対して一番に課題となっているのは「売上減少」でした。目下の問題は「減った売上をどう担保するか?」で、提案プランの見直し、顧客一人あたりの売上単価を上げにいくことが、最も優先事項になっていると。売上をあげることは非常に重要ですが、今回は角度を変えて考えてみましょう。

例えば、これまでの一般的な1 挙式あたりの単価が400万円、プランナーの工数が50時間だとします。少人数婚の場合においても、1挙式あたりの単価が300万円、1 挙式あたりのプランナーの工数は変わらず。こんなことが起きていませんか?

本来、顧客単価に合わせて工数やプロセスを見直すべきともいえます。一方で、婚礼事業だからこそ、見直しを後回しにしてしまったり、プランナーが必要以上に時間コストをかけてしまうことが起こっています。そこで工数を「打合せ」、「メール電話などの問合せ対応」、「前日準備工数」、「当日工数」で分けてみると、前日と当日の工数は削減が難しいことがわかります。打合せが3 時間× 5 回だとしたら、全体工数のうちの30%は打合せになるので、そこが改善できるポイントです。打合せを1 回減らすだけで、1 挙式あたり3 時間の工数減、年間施行件数が120件あれば360時間分、新規で7 件の施行を担当する工数が創出することができます。

(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、5月11日号)