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キーマンに聞く

最終回《業務をググッ!と圧縮 成功事例をCHECK!!》業務効率化に対する意識改革が重要 働き方改革でいい人材を業界に呼ぶ【エスキュービズム ブライダル事業推進室 室長 遠山 純生氏】
連載最終回の今号は、当社システムを導入する事業者の声などをもとに、働き方改革の重要性などを改めて考えていきたいと思います。
『ブライズノート』の大まかな機能は、①プランナー、②新郎新婦、③パートナー企業の三者間を繋ぎ、タスクをシステム上で管理するもの。また、今年新たにリリースした『ブライズシート』は、招待客名簿、席次表、引き出物管理システムとなっています。導入事業者の“タイプ”としては、大きく2 つに分けられると思います。
1つ目が対面コミュニケーション重視型。このタイプが当社システムを活用するメリットの1 つは、カップルの宿題です。一部カップルは式場での打合せまでに自宅で宿題を終えられず、結果としてプランナーと一緒に打合せ中に宿題をこなしていく。この宿題を自宅でシステム上にて簡易的にこなせれば、対面打合せは提案時間に充当でき、結果として単価アップの可能性なども見えてきます。業務効率化で浮いた時間で、対面コミュニケーションをさらに深められるというメリットに繋げられるわけです。
2つ目のタイプは、例えば少人数などある程度“パッケージプラン”を希望する新郎新婦が多い式場。中には「打合せは、基本オンラインで進められた」という声も聞かれています。リモートで働けるようになるメリットに加え、業務効率化で残業代削減などコストカットにも繋がってきます。また、リモートワークができるのであれば、例えば出産を機に1 回は退職したママさんスタッフの活躍の場になるケースも出てくるでしょう。企業にとっては新たにメンバーを採用し教育するよりも、自社のことをよく知っている人材が中長期的に活躍してくれることは、大きなメリットと言えます。
導入企業も増える中、異業種出身の私自身が改めて感じるのは、業務効率化へ意識を向けていくスピードは、もっと上げられるのではということ。直接収益に繋がる媒体出稿、集客の広告費などを優先する気持ちも十分理解できますが、その裏側にあるシステムへの投資は、まだまだ意識が低いのではと。
労働人口が減少する今、ブライダル業界内で人材の獲得競争が起きているというよりも、異業種との戦いとも言えます。いかにいい人材を業界に呼び込めるかは、「こんな働き方を実現している」と、採用段階からしっかり伝えていくことも重要だと感じています。
半年間の連載はいかがでしたでしょうか。システム導入に対する意識、業務効率化の重要性など、皆さんにとって考えるキッカケに少しでもなったのなら幸いです。
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、4月1日号)

