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挙式の価値を高める仕掛け それぞれのシーンに想いを乗せる【テイクアンドギヴ・ニーズ ウェディングアドバイザー有賀 明美氏】

挙式の価値を高める仕掛け それぞれのシーンに想いを乗せる【テイクアンドギヴ・ニーズ ウェディングアドバイザー有賀 明美氏】

――披露宴のプランニングには時間をかけ、カップルらしさが伝わるような演出を考える一方で、挙式に関してはまだまだテコ入れが必要かと。参列者からは「お料理美味しかったね」などの声は多く耳にしますが、「今日の挙式、凄くよかったね」と言った、セレモニーに関する感想は比較的少ない印象です。
有賀「挙式時間はおおよそ30分前後かと思いますが、その短い中でも新郎新婦とその家族はもちろん、ゲストにとっても心に残るセレモニーはプロデュースできると思っています。個人的には、式のプランニングに特化した『セレモニープランナー』の存在がいてもいいのではと。それだけ挙式には注力すべきとの考えです。人前式はもちろんですが、キリスト教式においても同様。2 人の背景をヒアリングし、どういう道のりを歩んで結婚式を迎えるのかを式に落としこむことで、牧師が引用する聖書の内容も変わってくるわけです。言葉が変わることで、ゲストもちゃんと聞く耳を持つようになりますから。」
――有賀さんの考える、ゲストの心にも響く挙式とは。
有賀「まず大前提として、カップルの背中をひたすら見続けるセレモニーはどうなのかと。入場や誓いの言葉など、それぞれのシーンで2 人はどんな表情をしているのか、ゲストもそれを見たいでしょうし、その表情から伝わること、感じることがあるのではと思います。」
――今年1 月、知人の結婚式を有賀さん自身プロデュースしたそうですね。当日は式とパーティーの順序を変えたとか。
有賀「多くの結婚式において挙式は披露宴の前に実施するのが一般的かと思いますが、『大切なことは家族から教えてもらった。それが今の自分たちを作っている』ということから、コンセプトを『ルーツ』に決定しました。そのコンセプトを軸にプランニングをしていった際に、パーティーをまずスタートして、家族やゲストとのこれまでを振り返る映像などを流す。ゲストと新郎新婦の繋がりを再確認した後に、セレモニーを組み込んだ方がいいのではという判断になりました。」
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、5月1日号)