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定休日派遣の提案強化【ニューバリューフロンティア 代表取締役 髙宮孝一郎氏】

定休日派遣の提案強化【ニューバリューフロンティア 代表取締役 髙宮孝一郎氏】

 ニューバリューフロンティア(東京都渋谷区)が運営する、プランナー・スタイリスト人材のスポット派遣WEBサイト【プラナビ】が好調だ。昨春以降登録人員数、活用する企業共に増加しており、サイトで強化しているドレスショップ向けのスタイリストの人材派遣は2月単月で累計400件に達し、今期は同事業単体の売上が2億円を超える見込みだ。どのように人材を集め、各企業は何をメリットに活用しているのか。同社の代表取締役社長・髙宮孝一郎氏に聞いた。

夜の仕事の女性も活躍

――コロナ禍にサイトを立ち上げましたが、ここに来て利用も急増しているそうですね。

髙宮「一般派遣免許を取得したこともあり、ブライダル人材のスポット派遣を目的に2020年秋からWEBサイトのサービスをスタートしました。昨年に入った頃から、コロナへの不安が落ち着き結婚式施行数も業界全体で伸びてきたこともあって企業からの問合せは増加。そのタイミングで、以前にリクルートにおいて人材サービスの経験がある西村壽哉を、人材開発本部プラナビ事業部長に抜擢。サイトもリニューアルし、営業を強化してきました。月間の派遣費用だけで500万円に達する大手企業との取引も始まるなど、利用企業も急増しています。」

――ドレスショップ向けにコーディネーター派遣を始めたことで、派遣登録の人員も増えていったそうですが。

髙宮「ドレスショップ向けの派遣を開始したのは、昨年の秋からです。最初はプランナーの依頼が中心だったものの、話をしているうちにドレスショップのコーディネーターも絶対的に不足しているという課題が浮上しました。そこで人材を集めていったわけですが、重視したのはホスピタリティマインド。知識については当社の研修や派遣先現場でのOJTによって、一定レベルまで高められます。それ以上に大切なのが、接客の大前提となるホスピタリティマインドです。そこで、コロナ禍で夜の仕事が少なくなった、夜の仕事を辞めたいといった女性たちをターゲットに、その受け皿として昼の仕事でも時給2000円以上という求人情報を出しました。勤務先も表参道、青山などおしゃれなスポットであることが目を引き、1 回の募集で90名がエントリー。狙い通りの夜の仕事をしていた人以外に、モデルの卵、副業が認められているCAなども集めることができ、人材の母集団が充実しました。」

――ドレスショップでの仕事を、プランナー人材が対応するケースも増えているとか。

髙宮「登録人材は現在150名で、プランナーの方が多いのは今も変わりありません。プランナー職の人材はフリーが多く、初めはインスタのDMを活用して案内をしていきました。現在はブライダル業界で働いていた彼女たちのネットワークを使ってもらい、リファラルでの登録が増えています。ここでもメリットになったのが、ドレスショップでの仕事です。プランナー業務の派遣だけとなると、まだまだ土日中心。一方でドレスコーディネーター職に関しては平日の仕事も多いため、土日は会場、平日はドレスショップという働き方も実現できました。一番稼いでいるスタッフは、月60万円に達しています。土日だけではないいわば派遣のWワークの提供により、安定的な収入を担保できますし、結果として定着率も高まりリファラルの増加にも繋がっています。」

(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、3月11日号)