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キーマンに聞く

出稿量は維持しながら2、3ヵ月影響を見る【ザ・ガーデン・プレイス蘇州園 総支配人 兼 人事室長 村田智則氏×クラウディアコスチュームサービス 集客マーケティング戦略責任者 長尾晴久氏×ベック(ミッテ事業部) 山中扇氏】
9月27日に開催した、【これからのゼクシィ対策&自社集客成功事例】セミナー。当日は自社集客比率を高めるクラウディアコスチュームサービス(京都市右京区)の集客マーケティング戦略責任者・長尾晴久氏、ザ・ガーデンプレイス蘇州園(神戸市東灘区)総支配人・村田智則氏が参加し、集客マーケティングサポートを担うベック(大阪市中央区)山中扇氏との3者による、改変されるゼクシィの今後の対応、さらに自社集客のポイントについて対論した。
少人数の別ブランド対応
山中「クラウディア、蘇州園共にコロナ前の集客より上がっています。逆に言うと、予算面も含めてゼクシィに依存していた状態を、完全に脱却してうまく進めているわけです。今回のゼクシィ改変の内容は、大きな枠ではゼクシィネットの別売りだったものがパッケージ化されます。本誌出稿など今後の対応の返答リミットが10月~11月に迫っている中で、今回の改変内容をそれぞれどのように受け止めていますか。」
長尾「基本的には、今までの出稿ボリューム、本誌のページ数は維持できないと思っています。これまでは本誌、別冊、ネットのオプションなどを細かく調整していくことによって、ゼクシィの広告予算もバランスを取ってきましたが、それもできなくなってしまう部分があるので、基本的には今までの出稿量よりは削減の方向になると思っています。これまでのように2ページ、4 ページを、年間通して維持していくのは難しいかというのが正直なところ。」
村田「これからの出稿ボリュームは、自ずと減らさないといけないのかなとは思いますが、現状においては一旦は維持していこうと考えています。単純に広告費は2 倍になりますが、それで一度点検してみて、どの程度影響が出るのか。さほど影響も出ないようであれば、従来の出稿料金で出稿できるボリュームに下げてもいいのでしょう。今は料金が上がる分の貯金を進めている段階です。」
山中「今までは0.5ページ、1ページ、もしくは本誌に載せなくても十分工夫をして対応できていたのが、なかなかそれも難しくなる。これまでと同じ対応をしようと思えば料金も上昇し、影響は出るかと思います。特に少バンケの会場は、細かく色々な工夫をしてきました。その影響は、どう感じていますか。
村田「今の段階の話については、少人数の別ブランドを立ち上げたタイミングで、実際にKパックを使って運用しています。そこにかかるコスト自体も削減の方向性で進んでいますが、今後はKパックをどうしないといけないのか、少人数のブランド自体をどうすべきかを考えないといけないでしょう。今までは通常帯との2 軸で走ってきましたが、これから調整は必要だなと思っています。」
長尾「当社も同様に、少人数をKパックで別屋号として掲載していて、低い予算で対応出来ていました、今後はそれもできなくなると思っているので、そこに関してはもう自社集客による対応へと切り替えるしかないなと感じています。」
山中「1 つ予想されることとしては、ゼクシィ広告に投資をできる会社と投資できない会社の格差が相当開くと思います。なかなか自社のHP集客に切り替えできず、まだまだゼクシィ頼りになっている会場、しかも1 チャペ1 バンケの小規模であればなかなか投資もできない。予算上も合わずに、今までの3分の2 程度まで集客も減ってしまうのではないかと。その点で見ていくとゼクシィの集客単価に関しては、両社共に集客改善に取り組む前より、およそ半分近くに減っています。蘇州園に関しては、1 件あたり70%ほど下がったわけです。ゼクシィに代わる集客経路として、これまでに取り組まれてきたことはいかがですか。」
長尾「ゼクシィの予算配分でいくと、改善前が大体広告費の80%程度ありました。現状は70%で、今回の改変により60%までに低くなっていくでしょう。基本的には、急にHPなどに費用を振るのはなかなか難しかったので、ゼクシィネット自体のアクションを変えていきつつ、そこで削減できた費用をHPのリスティング広告、SEO対策に分配していきました。」
村田「結局は会場それぞれだと思いますが、どこを目指すのか、いくらまで売上を伸ばすのかによっては変わってくると思っています。そこの決めをしっかり作ったのが一番大きなところですね。そうすることで、少ないゼクシィ出稿でも、自分たちはきちんとこうやって運営していけるっていうことをコロナ禍で見出だしていきました。」
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、10月1日号)

