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【注目のウェディング】東北大震災の傷跡を癒すサプライズ結婚式(ハセガワエスティ 代表取締役社長 阿久津五代子氏)
ハセガワエスティ(東京都渋谷区)は、1月28日、運営する式場・スカイウエディング羽田にて、サプライズウエディングを実施した。2011年5月に式を挙げる予定だったその夫婦。同年3月、東日本大震災により、新郎の地元・石巻は壊滅状態となり、式をキャンセルした。7年越しの念願の結婚式は、復興に繋がる笑顔で溢れていた。
――1月28日、50代の夫婦のサプライズ結婚式を、スカイウエディング羽田で実施したそうですね。
「その夫婦は、2011 年の5 月に式を挙げる予定で、準備を進めていた矢先の3月11 日、未曾有の大震災が東日本を襲いました。2人は都内在住でしたが、新郎は石巻市鮎川町の出身。震災当日40 時間かけて地元に戻り、そこで見たのは、何もない故郷。結婚式を楽しみにしていた両親の遺体が見つかったのは、震災から1 ヶ月が経った時でした。壊滅した故郷を見て、新郎は鮎川町に戻ることを決意。新婦も被災地の復興に貢献したいと考え、東北での生活が始まりました。」
――予定していた結婚式はそのままキャンセル。7年越しに開催したきっかけは。
「2 人で何気なくテレビを見ていると、ふとウエディングドレスを着た女性の姿が映り込んできた。その時新婦は、『私もドレスが着たかった』と口にしたと聞きました。当初予定していた結婚式は、入籍から3年が経った頃。新郎の父親は生前、けじめのために式は挙げた方がいいと言っていたそうです。震災で苦しむ人がいる中で、自分たちだけ幸せになっていいのだろうかと考えた時もあったそうですが、悲しみは笑顔で乗り越えていくものと思うようになり、7年越しの結婚式を新婦に内緒で挙げることになりました。」
(詳細は紙面にて、3月11日号)

