LISTEN to KEYMAN

キーマンに聞く

【トップランナーに聞く】ありがとうの言葉に込められる“温度”(テイクアンドギヴ・ニーズ ウェディングアドバイザー 有賀明美氏)

【トップランナーに聞く】ありがとうの言葉に込められる“温度”(テイクアンドギヴ・ニーズ ウェディングアドバイザー 有賀明美氏)

 テイクアンドギヴ・ニーズ(本社:東京都品川区)のウェディングアドバイザー・有賀明美氏のプランナー歴は、間も無く19年。結婚式一筋のキャリアの中で感じた、“ありがとうの温度”、ウェディングプランナーの仕事の価値とは。ブライダル産業フェアでポイントを語った。

有賀氏はキャリアを重ねていくうちに、「ありがとう」の言葉に“温度”があることに気付いたという。
「あるカップルの新婦のお父さんは、体調があまりよくなく、入院中。参列が難しいことから、式をキャンセルしたいと相談を持ちかけられました。モーニングを着て2 人の門出を祝いたいと、楽しみにしているお父さんの話を聞いた時、『病院で式を挙げよう』と提案している自分がいました。準備を進め、いよいよ明日となったのですが、そのとき訃報が入ってきたのです。お葬式が終わった後、新婦からかかってきた1 本の電話。私が提案したばかりに、結局結婚式を挙げられなかったと、悲しい想いを倍にさせて申し訳ありませんと、電話で謝罪したところ、『有賀さんのおかげで、お父さんの周りに笑顔が生まれた。感謝しかありません』と思いがけない言葉を返してくれたのです。」
「喪が明けた後、当時の所属会場に戻って来てくれ、私の担当で結婚式を開催。お母さんも既に他界していたため、2 人が見守れるようガーデンでの式を予定していました。朝から雨が降っていたのですが、開始10分前に、晴れ間が出始めたのです。予定通りガーデンでの挙式を執り行い、2 人に『奇跡が起きましたね』と声を掛けたところ、『私たちにとっての奇跡は、有賀さんに出会えたこと』と言ってもらえました。全員で涙を流しながら抱き合ったのを今でも覚えています。これまでもたくさん感謝の気持ちを伝えてもらいましたが、2 人からの『ありがとう』は、温度感が全く違ったのです。」
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、8月21日号)