LISTEN to KEYMAN
キーマンに聞く

《輝く女性支配人 VOL.12》素敵エピソードを聞ける喜び【アニヴェルセル江坂 支配人 安部 由紀子さん】
大学在学中のホテルでのアルバイトで見たカップルの笑顔をキッカケに、ブライダル業界に興味を持った安部由紀子さん。新卒でアニヴェルセル(横浜市都筑区)に入社後、「1年半は自身の提案力などに悩む日々だった」というが、持ち前の積極性でスランプを脱し、ここまでキャリアを築いてきた。本社勤務を経て、現在は江坂店で支配人として活躍中。「メンバーの成長などにやりがいを感じる」と話す安部さんの、キャリアアップへの考え、横顔に迫る。
現場を見て知識を得る
「大学進学を機に地元・島根を離れ、神戸での生活をスタート。アルバイト先に選んだのは神戸市内のホテルでした。ベルスタッフとして式後のカップルを客室に案内した際、「疲れたぁ〜!」と会話する2人の幸せそうな笑顔がとても印象的でした。『人を幸せにできる結婚式に、私も携わってみたい』と思ったのが、ブライダル業界への就職を決めたキッカケでした。」
「新卒でアニヴェルセルに入社し、オープニングスタッフとして白壁店(名古屋)に配属となりました。他店舗に配属された同期は先輩と一緒に実際に施行の現場を見る機会もある一方、白壁店は当時まだ建設中。実際の結婚式を直接見る機会を得られず、不安も大きかったことを覚えています。入社から1年半は、提案力などから〝モヤモヤ〞状態を抜け出せない日々。式を挙げるカップルにとってキャリアは関係ないと分かっていながらも、『知識のない私より、先輩が担当した方がいい』と思うこともありました。この状況を変えるため、先輩の打合せ、結婚式の現場をできる限り見るようにし、色々なことに挑戦する前のめりな姿勢を大事にしていきました。比較的直近で施行が決まったカップルの担当を持ちかけられた時も、『やります!できます!』と即答。もっとも、様々なことに二つ返事で挑戦できたのは、先輩たちのフォローあってこそ。分からないことがあればすぐに質問でき、常にアドバイスをもらえる恵まれた環境だったと感じます。こうした積み重ねから、少しずつ成長していけたという実感もありました。」
この会社で結婚式に携わる
「もともと地方出身ということもあって(笑)、私の夢の1つは東京で働くこと。キャリアアップ自体はそこまで考えていなかったものの、プランナーをまとめるゲストリレーション長になる話をもらい、自分のゴールは何かを改めて考えた時、『東京に行くこと以上に、この会社で結婚式に携わっていきたいんだ』と気付きました。ゲストリレーション長に就いて以降は、実績を出すことにより重きを置くようになりました。結果を出してこそチームが認められると、気の引き締まる日々でした。」
「大宮、東京ベイの店舗でもゲストリレーション長を務めた後、2021年に本社・人事部に異動。社員の教育や制度の浸透などに注力していきました。ヘルプとして店舗に入る時もありましたが、これはとてもいい経験だったと感じます。本社の人間として現場を見た時、『もっとこうした方が若手は成長できるのでは』と思うこともあり、その感じたことを本社の仕事に活かしていく。人事へのモチベーションと言うよりも、『アニヴェルセルの人事』に対して、強いやりがいを感じていました。」
「今年4月には私自身の希望もあって、大阪店の支配人に着任。『支配人は本当に面白い仕事』と社内のメンバーもよく口にしており、挑戦してみたいと思うようになりました。施行のある日はバンケット、エントランスなどをできる限り回り、カップルの様子、スタッフの表情などを見るようにしています。やりがいとして感じるのは、メンバーがその日にどんなことがあったのかを話してくれること。プランナーはもちろん、アルバイトスタッフも含め、1日の終わりに素敵エピソードを聞ける瞬間は、大きな喜びを感じますね。」
原因を振り返り次に活かす
「実績を出すために強いチームづくりは重要で、一緒に働くマネージャーたちのスキルアップも欠かせません。『これは今どうなってる?』、『今月もあともう少し!』などフォローや背中を押すなどして、各セクション長がしっかり動ける環境づくりにも注力。成果の出た時、残念ながらあと一歩だった時も、何が良かったのか、何が足りなかったのかの原因をきちんと振り返り、次に繋げられるようにすることも大切にしています。」
「今後取り組んでみたいのは、アニヴェルセル江坂にしかない結婚式を提供すること。まだまだ模索中ですが、この会場にしかないものを1つ明確にし、それを軸にした新規接客、施行をできるようにしたい。現状維持ではなく、常にチームとして進化していくことを目指していきたいですね。」
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、12月21日号)

