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~注目を集める“CRAZY”強さの秘密~結婚式の固定概念を払拭(CRAZY Producer 金子絢香氏)

~注目を集める“CRAZY”強さの秘密~結婚式の固定概念を払拭(CRAZY Producer 金子絢香氏)

 CRAZY(本社:東京都墨田区)のProducer・金子絢香氏は、新卒でウエディングプロデュース会社に就職し、7年間の経験を積んだのち、同社に入社した。CRAZYでは数少ない、ブライダル業界出身者だ。転職して気付いたのが、いかにウエディングの固定概念の中でプランニングをしていたかということ。オーダーメイドの価値に気付いた金子氏が、“結婚式の当然”に警鐘を鳴らす。

 ――プロデュース会社で7 年間経験を積んだ後、2015年6 月にCRAZYに参画しました。
 金子「特定の会場を持たずにウエディングを創るという点では、前職とCRAZYは同じと言えます。一方で、転職したからこそ見えてきたのが、いかにブライダル業界の固定概念の中でプランニングしていたかということ。 “一般的な結婚式”の流れといえば、セレモニーがあってその後に披露宴。パーティではケーキ入刀を提案し、お母さんと中座をする。そして締めには花嫁の手紙を。それぞれのコンテンツを否定するわけではないのですが、本当にその流れが全てのカップルにとってベストなのかどうか、改めて考えさせられたのです。CRAZYはそれぞれのカップルに向けた、オーダーメイドコンセプトウエディングを提案しています。オリジナルで創るということは、自分の中の固定概念を全て取り払う必要があった。目の前の2 人にとってのオーダーメイドとは何かを考えるようになりました。」
 ――自身もブライダルの枠にはまっていると気付かされた瞬間があったそうですね。
 金子「これまでは、『ウエディングケーキのデザインはどんなものにしましょうか?ケーキカットのご希望のタイミングはありますか?』などとカップルに話していましたが、そもそもこの会話には大きな盲点が1 つ。結婚式にはケーキが必要という考えが、私の頭の中で確立されていたのです。目の前のカップルにとってケーキ入刀はどんな意味があるのか、そもそもケーキはいらないかもしれない。正直転職前はそこまで深掘りして考えていなかったのも事実です。オーダーメイドと断言するからには、こうした考えを1 つずつ見直す必要がありました。」
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、11月21日号)