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キーマンに聞く

毎月1日号連載:第10回:《集客UPの方程式》ブルーオーシャンのYahoo!広告【ベック(ミッテ)取締役 大前友美氏】

毎月1日号連載:第10回:《集客UPの方程式》ブルーオーシャンのYahoo!広告【ベック(ミッテ)取締役 大前友美氏】

Web広告を展開する会場は増えているものの、Google広告がほとんどを占めていて、2 番手のYahoo!広告への注目は低く、対応していないという話もよく聞きます。ということは、Yahoo!広告は現在でも競合の少ないブルーオーシャンだと考えられます。

Yahoo!広告に対応していない理由として、ブライダル系のWeb広告代理店が商品として取り扱ってないこともあります。仮に月50万円以上Web広告に費やしているのであれば、Google、インスタだけでなく、Yahoo!もターゲットにしていくべきです。

一般的に言われている検索エンジンの利用割合は、Google 70%に対し、Yahoo!は30%(厳密にはこの中に小規模な検索サイトも含まれている)。つまり大体3 人に1 人は、Yahoo!検索を使っています。またマーケティング会社の情報によれば、Googleは仕事と絡めて使う人が多いのに対し、Yahoo!はプライベートで使う女性の利用者も多いと示されています。一定のYahoo!支持層は存在していて、特に女性にその傾向が見られます。

では、自会場のHPに来ている人たちは、どちらの検索エンジンを使っているのか。GoogleとYahoo!のどちらから流入しているかの配分をデータとして確認しなければなりません。その際にGoogle広告とGoogleの検索エンジンをセットとして見てしまうと、Googleから相当数流入していると感じますが、大切なのはオーガニックだけの配分を出すこと。Web広告、ブライダルポータルサイトなどを除き、検索エンジンからの流入を100として両検索の配分を出していきます。

実例として、それぞれエリアも異なる6 会場の直近30日間のデータを見てみると、最もGoogle比率の多かった会場で、Google75%に対しYahoo!は23%(小規模検索エンジンは省く)。Yahoo!の割合が25~30%だったのは3 会場。残りの2 会場は、40%近くにまで達していました。検索エンジンの配分をしっかり調査してみると、実は40%近くの人がYahoo!検索の方を利用しているという会場もあるわけです。

またランディングはGoogleが圧倒的に多くても、フェア予約コンバージョンの流入元をたどってみると、実はYahoo!検索の方が多かったというケースも出てきます。Yahoo!ユーザーの方が、フェア集客の貢献度は高いという見方になり、この数値も調査しておくことをおススメします。

下記の表は両検索エンジンの比較表です。利用ユーザーの割合は一般的にはGoogleの方が多い。競合他社の広告はYahoo!の方が少ないため、ビッグワードの検索で上位表示されやすくなります。クリック単価もGoogleに比べ、Yahoo!は半分程度、キーワードによっては1 / 3 、1 / 4 ということも。ただターゲット属性については、細かく設定できるGoogleに対し、Yahoo!はエリア区分け程度です。

広告表示エリアとは、スマホを使っての検索時に表示される縦幅の広さのこと。競合の多いGoogleは表示が小さいのに対しYahoo!は縦幅も大きく取られています。さらに最上位に位置すると、広告がスマホの全画面ほぼいっぱいに表示されます。

改めてYahoo!広告の4 つのメリットをまとめてみると、①公式サイトにくる約3 人に1 人はYahoo!を利用。②競合が少なく、最上位表示をとりやすい、③最上位表示の場合、ほぼスマホ画面全面。④クリック単価が圧倒的に安い。そうしたメリットを考えれば、Web広告をGoogleだけに頼るのではなく、Yahoo!にも対応していくことを検討しようとなるでしょう。

 

(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、4月1日号)