大学卒業後はサービスからキャリアをスタートし、ディライト（奈良県奈良市）への転職後、ウエディングプランナーに転身した中野彩花さん。現在は支配人としてイリスウォーターテラスあやめ池を牽引しているが、「経験のない新規接客を店舗のリーダーとして見ていけるのか」と、就任当時は不安も大きかったという。率先して動くこと、スタッフの個性に合わせた話し方など、メンバーから信頼を得るための、中野さんの前向きな姿勢に迫る。

「学生時代は教育に興味がありましたが、飲食店でのアルバイトを通じて、人と接する楽しさ、幸せのお手伝いをできたらと思うようになり、ウエディングの道に進むことを決意。『まずは現場を知りたい』と、大学卒業後はゲストハウスでサービスの仕事に就きました。雇用形態がアルバイトだったため親からの反対はあったものの（笑）、挑戦したい道をどうしても譲れず。そこからはサービスの仕事にのめり込んでいきましたが、プランナーに対しての興味も強く、転職を決意しました。アルバイト先からもプランナーへの挑戦を打診されましたが、同じ環境では甘えてしまうと思い、新しい環境に身を置こうと、2019年に中途でディライトに入社しました。当社は基本的に分業制で、東京・広尾の店舗に打合せプランナーとして配属されました。入社当初、キャリアアップは念頭になかったものの、いざやり始めると上を目指したくなる性格のようで（笑）、チーフ、副支配人を経て支配人となりました。」

（詳細はブライダル産業新聞紙面にて、4月21日号）