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キーマンに聞く

第1回 荒井さやかのそうだったのか!女性リーダー 《女性リーダーになること= やりたいことができない?》【COCOSTYLE 代表取締役 荒井さやか氏】
今号から始まりました本連載。女性リーダーを目指したくなるような、モチベーションアップに繋がるマインド、考え方などを、全6回でお伝えしていきます。
ブライダル、特にプランナーに関しては、圧倒的に女性の割合が多い業界。その中で「リーダーになりたい」と思っている人は、どれくらいいるでしょうか。「ずっと現場に出ていたい」、「責任が増えるのはイヤ」など、色々な考えがあるかと思います。
ここで私自身のお話を少し。私は大学を卒業後、北海道の式場運営会社に新卒で入社。新規接客は得意だったため、早い段階で成約率ナンバーワンになることができました。4年半キャリアを重ねたちょうどその頃は、ブライダルフェアの企画から数字の管理など、接客以外の様々な業務を任されるタイミングでした。当時の私は数字にあまり興味がなく、「カップルのためにスキルを磨いた方がいい結婚式を創れる!」と思い、独立を決意しました。
独立後は「普通の人の満点が100なら、私は300!なんでもこなせるスーパーサイヤ人!」と信じていたほど(笑)。ただ実際はムラがあるなど、自信をなくすこともありました。その1つが、第一子の出産。限られた時間の中で今までのように成果を出すのは簡単ではなく、スーパーサイヤ人になるには、自分の苦手分野も含め、全て1人で“K点越え”を叩き出さなくてはならない。その時にようやく、自分の“限界”にいい意味で気付けたわけです。皆さんの中には、リーダー=自由がなくなる、マネージャー=数字の管理など、キャリアアップ後のポジションを“勘違い”している人もいるかもしれません。私も以前はその1人でした。自分の限界を体感したのちに辿り着いた考えは、『上に立つ=実現したい未来に近づくこと』。現在当社は、25人から成るチームにまで成長しました。私が苦手で手放した業務は、あるメンバーにとっては磨きたい分野で、嬉しそうな顔が見れるという副産物もありました。毎日K点越えを出せないからこそ、自分や仲間の夢が叶っていったのです。実際に現在は、プランニング業務もメンバーに任せ、私自身はコンサルなどに注力し始めています。働いていく中で、ルールや作業の流れに対して「あれ?」と思うことは多々あると思います。リーダーになればカップルを幸せにするためのルールづくりにも関与できますし、チームで得意なことを持ち合ったほうが、自分やメンバーの満足度も上がります。あなたがどんなに努力しても苦手だと思っていることは、実は伸ばす必要がないことかもしれません。ぜひ一度、今後のキャリアを前向きに考えてみてください。
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、3月11日号)

