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毎月連載:第6回:《集客UPの方程式》オーガニックの基礎体力の測定①【ベック(ミッテ) 取締役 大前友美氏】

毎月連載:第6回:《集客UPの方程式》オーガニックの基礎体力の測定①【ベック(ミッテ) 取締役 大前友美氏】

来月にはどこの会場も、年始の集客対応に迫られます。一方12月は、4 月期スタートの企業の多くで、来期の集客戦略、広告予算立てのタイミングでもあります。ゼクシィを始め、WEB、インスタを中心としたSNSをどうやって使って集客していくか。その中で一番パイプとして太い集客手段が公式サイトからの集客であり、同時に永遠の課題でもあります。

そこで12月、1 月の2 回にわたり、Google、Yahoo!の検索エンジンにおいて、自社の公式サイトをきちんと見つけられている状態であるかどうか、自社集客の健康診断と題してオーガニックの基礎体力の測定とその対応策を解説していきます。検索エンジンの中で見つけてもらえているかどうかは、WEB広告・SNS広告を出稿する以前の問題で、まさに基礎の部分だと言えます。自社集客においては一番大事であるにも関わらず、きちんと取り扱われていない会場が多いからこそ、ぜひ実践してみてください。

チェック① 自社のオーガニックの割合

まず、深く広い検索エンジンの世界の中でのポジショニングを、今一度確認していきます。GA 4 を使って、自社の公式サイトに何人訪問したのかを毎月チェックしている会場は多いかと思います。基礎体力の測定のためには、どこの経路から来たのかが重要。その一つの指標として、全体の訪問数に対し、検索エンジンにワードを入れて公式サイトに来ているオーガニック経由の割合を測定します。

オーガニック経由の理想の割合は、Google検索、Yahoo!検索を合わせて60%以上。60%を超えていれば基礎体力があると判断でき、一方それを切っている場合には広告やポータルサイトに依存しすぎで、費用をかけ続けなければならない状態です。この60%という数値は、ゲスト、親が会場へのアクセスを確認するなど会場見学以外の人の検索も想定した上で、自社集客に繋がる数値として定義しています。

チェック② 自社とエンゲージメントの高いワード

会場の特性に応じて、エンゲージメントの高い検索ワードがあります。それはどういうワードなのか、きちんと共通認識として設定できているのかは大切です。当社の運営しているレストランミッテの例では、まず『大阪 結婚式場』が考えられます。ただこれはビッグワードであり、その中で上位表示される戦いは非常に厳しい。そこでもう少しセグメントをした2 つのワードが『大阪 レストランウェディング』、『レストランウェディング』。ワードは少ないほど、検索される可能性は高まっていきます。

チェック③ 検索数はどれくらい?

Google広告の管理画面では、各ワードの月間平均の検索回数をチェックできます。全国規模でどれくらいの数、月に検索されているかで、例えば『大阪 結婚式場』の場合は2900。ワードをひっくり返して『結婚式場 大阪』になると1000です。

『大阪 レストランウェディング』のワードでは、逆にした場合でも、共に720。また『レストランウェディング』は、地域をセグメントしていないため、検索している人は全国規模になり、その数は5400となっています。この数字はGoogleの機能であるため、Yahoo!の検索は含まれていませんが、自社のワードの可能性を測る上で使いやすい指標と言えます。

(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、12月1日号)