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バルセロナ展示会に出展【セリナ】
ドレス・タキシードをはじめ、キッズドレスなども手掛ける衣裳メーカーのセリナ(さいたま市浦和区)は4月、『バルセロナ ブライダルファッションウィーク』に初出展した。代表取締役・芹澤尚洋氏は、「2012年の法人化当初から、グローバルな展開を目指してきた」と話す。かねてから目標として掲げてきた海外展示会は、どのような成果があったのか。制作するオリジナリティのある衣裳の特徴・強みのほか、今後の展開など話を聞いた。
30歳までに独立の目標
――芹澤社長自身の、会社設立までのキャリアは。
芹澤「もともと広告代理店に勤務しており、その後ファッションに興味もあったことから、衣裳メーカーに転職。2010年に個人事業主としてセリナをスタートし、2012年に法人化しました。30歳までには自身の会社を作ろうと思っていたこともあり、その計画でここまで進めてきました。現在は大手の式場運営企業をはじめ、フォトスタジオのドレスも制作しています。」
―― 4 月には、スペインで開催された『バルセロナ ブライダルファッションウィーク』に初出展しました。その経緯は。
芹澤「創業当初から『いつか海外に挑戦したい』と考えており、3 大と言われているミラノ、ニューヨーク、そしてバルセロナのいずれかにブースを出してみようと。バルセロナの展示会には、今まで日本企業がブースを出展したことはないというのを聞いて、“風穴”を開けられたらと感じ、スペインでの挑戦を決意しました。」
――展示会は3 日間だったそうですが、どのようなドレスを中心に披露しましたか。
芹澤「海外はウエディングドレスの文化が根強く、日本ほどカラーを着用しないのが特徴。日本の企業を代表し、『お色直し』という私たちならではの独自の文化を発信したいと考え、カラードレスも多く展示しました。モデルもアジア系の女性を採用し、目を惹くような素材感、色味を前面に出していきました。私自身生地が大好きなのですが、当社のドレスの特徴の1つは、スペインのレースなど高品質な素材をふんだんに使用していること。日本の衣裳メーカーは大手、かつ老舗もあるなかで、当社はどうしても後発企業。他社にはない色味のドレスなど、セリナ“らしさ”をブランディングとして打ち出し、アピールしています。実際にバルセロナの展示会でもこの強みを前面に、国内外の企業に発信していきました。」
(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、9月1日号)

